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11月 6日(日) 1打の重み

2011年11月06日コメントをどうぞ

*若桜町の蓮教寺で法事をお勤めした。お元気な時はお寺によくお参りされていたおばあちゃんの7回忌の法事で、久しぶりにおばあちゃんの笑顔が思い浮かんだ。後席の時、お施主さんの奥さんが、「おばあちゃんのお葬儀の食事の時、この子がみんなの前で、いただきます~と言って手を合わせてくれたんですよ~」と嬉しそうに話しておられた。その可愛い女の子さんも早9才で小学校3年生。「みんなが七つ歳を取ったんですね~」という事に。私は五つくらいかと・・・思いたかった。

閑散とした蓮教寺前の蔵通り

*午後は学成寺にもどり、小祥忌(1周忌)の法事をお勤めした。こちらは、可愛い6ヵ月の女の子の赤ちゃんを連れてのお参りだった。お経中もおりこうさんでお行儀よく愛想を振りまいていたので、法事を終えて、「私も毎日、おりこうさんに、お行儀よくしてるんですけど~」と言おうと思ったが、奥さんが側にいたので、やめた・・・。やはり子供さんや孫さんがお参りして、賑やかなのは何よりの供養だと思う。

*法事を終えてテレビをつけると、画面が女子ゴルフの「ミズノクラシック」最終日、16アンダーで並んだ上田桃子選手とフォン・シャンシャンシャン選手の優勝をかけたプレーオフの激闘を映し出していた。手に汗握るプレーの連続でついにプレーオフ3ホール目で見事バーディーを決めた上田桃子選手が優勝となった。バーディーパットが決まった瞬間、思わず「よっしゃ~!」と。

3ホールにわたるプレーオフの激闘を制し、2年ぶりの優勝を飾ったインタビューで、「もう勝てないかと、おもいました」と号泣する上田桃子さんの姿に感動した。横峰さくら選手も一緒に優勝を争っていたが、17番ホールで桃より一足先に散ってしまった。

上田桃子さんの優勝スコアは3日間で通算16アンダー。我々素人が100のスコアで3日間ラウンドしたとしたら、通算84オーバーになるので、16アンダーと比べるとちょうど100打差となる。このへんがプロの凄い所。

しかし、華やかに見えるが、ツアープロとして生活が成り立つ選手は多くのプロゴルファーの中のほんの一握り。厳しい世界だ。テレビ中継を見ながら、1打の重みをすごく感じた。毎日の1日の重みも忘れずに感じたいものだ・・・。

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