ブログ

 8月17日(水)五山の送り火

2022年08月17日コメントをどうぞ

*本来なら今日から『お盆施餓鬼法要』ウイークが始まり、今日は午前中は馬場町の完龍院さんで午後は弥生町の本浄寺さんの『お盆施餓鬼法要』だったが、今年もコロナ禍により行き来するのは自粛中止となり、各寺院でそれぞれお勤めする事になった😢

毎年、お盆の労をいたわりながらお話しさせて頂くのが楽しみだったけど仕方がない💦 来年こそ普通のお盆行事が戻るといいなぁ。

*夕べは、今日と五山の送り火だった 🙂

テレビのニュースを見ながら、20代の頃友達3人でこれを見に京都に行った事を思い出した 🙂

鳥取駅を夜の11時半頃発の『京都夜行』に乗り込み翌朝5時半頃に京都駅到着。何処に行ったのか記憶がないけど京都観光したのち、これも何処で見たのか記憶ないけど『五山の送り火』を見て、そのまま再び『京都夜行』に乗り込み鳥取に帰って来た。

2泊1日の行程で2泊は車中泊💦 さすがにくたびれた事を懐かしく思い出した。

ネットで検索したら機関車などの画像が出てきたが、引率したのはDD51機関車だったのかDF50機関車だったのかこれも記憶にない。昔の事はよく覚えているはずの年頃なのにおかしいなぁ 😛

五山の送り火

五山の送り火

当時の客車

当時の客車

DD51機関車

DD51機関車

DF50機関車

DF50機関車

 8月16日(火)精霊送り

2022年08月16日コメントをどうぞ

*夕べ、メモワールイナバさんで営まれた鳥取市仏教会の『精霊送り』に出仕しました。

戦後まもなくから続くこの『精霊おくり』も時代と共に形を変え、以前は千代川河川敷で『鳥取市花火大会』と併設して営まれていたが去年から場所をメモワールイナバさんに移し行われています。

ここだと駐車場があるし、法要が営まれる会場は屋内なのでエアコンが聞いていてお参りしやすくて好評のようだ。

コロナ禍で感染対策のうえ営まれ、今年も多くの方がお参りされ手を合わされていた。

メモワールイナバさんにて

メモワールイナバさんにて

先ずは検温と消毒

先ずは検温と消毒

受付

受付

万灯供養も

万灯供養も

法要

法要

スタッフさんと

スタッフさんと

*今日は午後1時半から若桜町の蓮教寺で『お盆施餓鬼法要』をお勤めしました。

今年もお参りは自粛頂いたので、ちょっと寂しい法要となりました。

本堂と妙見堂の屋根の修理はほぼ終了。まだ足場が残っているので屋根の写真を撮ろうと思い足場に登ってみたいけどちょっと怖かった💦

後片付けをして、平和の鐘をついて帰ろうとしたら土砂降りの雨☂

鳥取市内に帰ると雨は降ってなくて道路は乾いたままだった。

ひとりでお勤め

ひとりでお勤め

本堂前

本堂前

足場が残る境内

足場が残る境内

足場を登ると怖かった

足場を登ると怖かった

平和の鐘を

平和の鐘を

 8月15日(月)終戦記念日

2022年08月15日コメントをどうぞ

77年目の終戦記念日を迎え、自粛のお盆が終わります
毎年この日を迎えると、生前に師父が語ってくれた話を思い出します‍♂️
師父が学生の時に呉の海軍工廠で、片道分だけの燃料を積んで飛び立って行った戦闘機✈︎をやりきれない気持ちで見送ったという話です
以前宗門の総本部で『宗門の戦後70年余を振り返る』という会議に出席していた時の事です。
時の政治がどうのこうのという話になり、みんなが目を引き攣らせて自論を述べ始めました
いたたまれなくなった僕は挙手‍♂️して「今、皆さんとても怖い顔をしておられます。坊さんが政治がどうのこうの言ってもしょうがないと思いませんか。かって僕達は戦争を知らない子供達だけど、その悲しい現実を受け止めて繰り返す事のないように明るく元気に生きて行くんだという思いを込めた『戦争を知らない子供達』というフォークソングがありました。青空が好きで〜花びらが好きで〜いつでも笑顔の素敵な人なら〜誰でも一緒に歩いて行こうよ〜綺麗な夕陽が輝く小道を〜僕らの名前を覚えてほしい戦争を知らない子供達さ〜
と、その歌詞を読み上げ、
「私達坊さんの役割は、この歌詞のようにみんなが笑顔で明るく暮らせる日を過ごせるように手助けさせて頂く事ではないでしょうか、そしてどうしたらその役割が果たしていけるのかを考えるのが今日の会議の本当の意味じゃないんですか」と自分事を棚に上げて発言してしまった事を思い出しました☺️
今日は、お盆最終日でもあり、終戦記念日でもあります。とても大切な日だと思います‍♂️
境内

境内

人間宣言

人間宣言

 8月14日(日)お盆のお経

2022年08月14日コメントをどうぞ

*お盆のお経回りは自粛させて頂いているので、昨日今日と本堂でお経を読み供養を勤めさせて頂いた。

お墓参りに来られた方が、「私がご先祖様だったら、今年も家に帰るのを自粛するかもしれませんね」と。去年も同じような事を聞いたような・・・💦

「そうですね。安心して帰って頂けるように、家の仏壇にマスクと消毒液を置いておきましょう」と言うと、「そうですよね」と笑っておられた。

お盆のお経

お盆のお経

お盆のお経

お盆のお経

*お昼にNHKのど自慢を見ていた母が、母と娘で登場し『高原列車は行く』を歌っているのを見てて、手拍子しながら一緒に歌っていた👏

ちゃんと歌詞はあってるし僕よりしっかりしてる 🙂

以前、認知症になられた方がカラオケを始めたら認知症の進行が緩やかになられたという話を聞いた事がある。やはり歌は良いものだなぁ 🙂

高原列車は行く♬

高原列車は行く♬

 8月13日(土)お盆の事

2022年08月13日2件のコメント

お盆を迎えたので今年も、お盆の事を
お盆は7月15日がその由来となった日なんです。なので今も関東地方では7月に営まれています。鳥取などで多くの地方では7月は農繁期なので月遅れの8月に営まれるようになりました☺️
昔インドでは、自分勝手な行いはやがて自分の元に帰って来て逆さまに吊るされたような大変な苦しみを受ける事になりますよという戒めの言葉『ウランボン(ウラバーナ)』という言葉がありました
その言葉が日本に伝わり漢字が当てられ『盂蘭盆』(うらぼん)となりました☺️
なので、何故そのような苦しみを受けるような事になったのかを省みて、どうしたら苦しみを受ける事なく暮らせるかを考える機会が『盂蘭盆会』という事になります
気候変動やコロナウイルスなど大変な状況下にある私達人間は、まさに『盂蘭盆』の状態になっていると言えます
お盆は、お釈迦様の弟子の『もくれん』さんの話が元になっています☺️
お母さんを亡くし悲しみに暮れた“もくれん“さんは、自分だけが持っていた不思議な能力を駆使してお母様が何処にいるのかと一生懸命探します。優しい母だったからきっと仏様の側で優しく自分達を見守ってくれていると思い仏様の世界を覗きますが居られません
そしてまさかこんな所に居るはずが無いと思って恐る恐る覗いた『餓鬼の世界』に逆さまに吊るされたような苦しみを受けている母の姿が見えてしまいました
ビックリした“もくれん“さんは、お釈迦様の所に飛んで行き、実は母が大変な事になっている姿が見えてしまいました。これは一体どういう事なんでしょう。どうしたら良いのでしょうと尋ねました‍♂️
するとお釈迦が「貴方のお母様はね、貴方を可愛がるあまり自分勝手な行動が結構あったんですよ。その行いが原因となって餓鬼の世界に行ってしまわれたんですよ」と言われました
「そうだったんですかでは、どうしたら母を救う事が出来るのでしょうか」と尋ねるとお釈迦は「自分勝手な行いは、自分が(我)自分が(我)という気持ちが引き起こします。だから、自分“が“の“が“を、貴方“が“になるような行いをする事ですよ。例えば物を自分が取り込むのではなく、人様に物を施す行いをするとなんです」☺️
もくれんさんが尋ねます「では、いつ何処でその行いをしたらいいんでしゃうか」と
するとお釈迦は「多くのお盆さん達の雨季に行う“雨安居“(うあんご)という修行期間が7月15日に終わります。なのでその日にそこへ行って沢山の修行を終えるお坊さん達に、食べる物でも着る物でもいいですから沢山の施しをしてあげなさい。その素直な行いがお母様を救う事が出来る唯一の方法ですよ」と言われました
母を救いたい一心のもくれんさんはその通りにします
その後、母はどうなったかと恐る恐る餓鬼の世界を覗くと、そこに母の姿は無く、仏様の世界を覗くと、仏様の懐で穏やかに自分達を見守ってくれる母の姿が見えましたという事です
もくれんさんが7月15日に母を救った事にちなんで私達も餓鬼界に行かないような行動を考える機会が『盂蘭盆』となりました
私達は、もくれんさんのような能力を持っていませんから、見えない物に気持ちを込める為には、具体的な状況設定が必要という事で、13日にお家にお迎えして沢山の施しをさせて頂き15日にお帰り頂くという現在の『盂蘭盆』の風習が出来ました
お盆行事は、このお話や、お墓のお留守番、ご先祖様の送り迎えなど幾つかの話が繋がらないと辻褄が合わないと思います☺️
大切なお盆‼️
お墓参りだけで終わらせてはいけないなぁと思います‍♂️
境内

境内

 8月12日(金)笑顔の写真

2022年08月12日2件のコメント

*初盆をお勤めしたお檀家さんでお仏壇にまつられる笑顔の遺影にお元気だった頃のお姿を思い出しました。

お経を終えて娘さん達に「お盆のお経に伺い、お経を読み終えて振り向くといつもこの遺影と同じ優しい笑顔のお父さんが奥さんと一緒におられました」に始まり、お盆の言われについてもお話させて頂き、娘さんやお孫さんの笑顔の初盆供養となりました。

*お盆中に境内に置いている『心はどこにあるんですか』を載せてみました↓

心はどこに

心はどこに

心はいったいどこにあるのでしょう。心がイライラすると心は上の方に上がってきて、頭のてっぺんまでやってきます。この状態の事を”頭にきた”と言います。これではいけないと心を落ち着けようとすると心は下がってきてお腹のあたりにやってきます。それでもまだ”腹が立つ”。これでもいけないと思いさらに心を落ち着けると心は腰のあたりまで下がってきます。やはち心は腰のあたりに”腰をすえて”穏やかにいたいものだと思います 🙂

 8月11日(木)掃除

2022年08月11日コメントをどうぞ

*本来なら市内のお経回りの日だけど自粛・中止しているので、ジイジは山へ草刈りではなく本堂掃除、バアバは川へ洗濯ではなく歴代住職墓の掃除をした。

すっかりお盆の過ごし方が変わってしまったので、来年以降元に戻れるか少し不安になってきているのが正直な気持ちだ💦

学成寺の本堂掃除

学成寺の本堂掃除

歴代住職墓の掃除

歴代住職墓の掃除

*お盆が近づいたので、送り迎えの話を 🙂

送り迎え

送り迎え

 8月10日(水)蓮教寺

2022年08月10日コメントをどうぞ

*若桜町の蓮教寺へお盆前の掃除に行きました。例年だと私はお盆のお経回りなので奥さんだけが行って掃除をしてるけど、お盆のお経回りは自粛・中止してるので一緒に行って掃除させて頂きました。

本堂の屋根修理は終わり、妙見堂の屋根瓦の修理のが行われていて、この暑さの中大変な作業💦 ほんとに有難い事です。

本堂掃除をして歴代住職墓の掃除をし、今日も平和の鐘をつきお寺を後にしました。

本堂掃除

本堂掃除

歴代住職のお墓掃除

歴代住職のお墓掃除

妙見堂の屋根修理

妙見堂の屋根修理

大変な作業

大変な作業

大変な作業

大変な作業

足場

足場

 8月 9日(火)お盆経

2022年08月09日コメントをどうぞ

*9日は例年だと若桜町蓮教寺のお経回りで八頭町の檀家さんを巡拝する日だが、コロナ禍の今年も初盆を迎えられた檀家さんのみお勤めさせて頂いた。

初盆になられたおばあちゃんは、この日のお経回りの時、先代住職の時からずっとお昼ご飯を出してくださっていた方だった。手作りの美味しいお昼ご飯を頂きほっとしたひと時を過ごさせて頂いていた頃のお姿を思い出しながらお勤めさせて頂いた。

お経に出発

お経に出発

*そしてお盆が近いので、『お盆の事①』

留守番

留守番

 8月 8日(月)本来なら

2022年08月08日コメントをどうぞ

*本来なら、7日に上味野の清照寺さんの『お盆施餓鬼法要』(今年も出仕は中止)に出仕し、今日から近隣のお盆のお経回りが始まり、若桜と八頭町の山間地区のお盆のお経に数軒巡拝する日だが、コロナ禍になり3年続けての自粛😢

毎年、若桜町から八頭町へ抜ける山の間にかすかに若桜の町が見える峠で写真を撮っていたので3年前の写真を載せてみました。

来年はこの場でまた写真が撮れるといいなぁ 🙂

峠