おっくう | 学成寺
今月の言葉

おっくう

2016年07月01日コメントをどうぞ

2016_07

初夏を迎えますが、梅雨の蒸し暑い日が続きます。こんな時期は体もだるく何をするにも「おっくう」な気分になります。

何気なく使う「おっくう」という事場ですが、この言葉実は仏教用語から出た言葉です。

「おっくう」とは数の単位の「億」と、「劫」という古代インドでの時間の単位が繋がった言葉です。

「劫」とは時間の長さを表しますが、「1劫」の長さは、なんと、羽衣をまとった天女が1年に1度舞い降りてきて、一里四方の岩を羽衣でなでて、それを繰り返す事によってその岩が磨り減って消滅する時間を表します。その「劫」に「億」が付くわけですから、これはもう気の遠くなるような長い長い時間の事を「億劫」と言います。

「おくこう」が「おっこう」さらに「おっくう」となり、あまりにも長い時間の事なので、面倒くさいというような意味で使われるようになりました。

「おっくう」になる事も多い毎日かもしれませんが、そんな気持ちでいると、マイナス思考になり気持ちもしぼんできます。「おっくう」にならないように、体も心も元気に前向きに毎日を過ごしましょう。

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