スポーツの秋 | 学成寺
今月の言葉

スポーツの秋

2006年11月01日コメントをどうぞ

kotoba_1811

平成18年11月1日

プロゴルファーの杉原輝雄さんは、今年69歳をむかえました。若いころはマムシの杉原と恐れられ、今までに現役3位の勝数になる60勝をあげ、半世紀に渡ってゴルフの試合に出場して来られました。

その間、乗用カートを使わずコースを歩くプロの選手は、どれだけ歩いた事になるでしょう。年間平均100ラウンドしたとすると、1ラウンドの平均距離を約7キロとして年間700キロ。それを杉原さんは50年続けたのですから、700キロ×50年=3万5千キロ。地球をほぼ一周した距離になります。すごい健脚です。

杉原さんは、「歩く事を、あまり深く考えた事はないが、前屈みになるような歩き方はしたくない」と言われます。さらに「姿勢としてみすぼらしいし、内臓にも良くないからね。気が付けば、すぐに胸を張るようにしています。」と語られます。家から電車の駅まで15分くらい歩く時も、早く歩いたりペースを緩めたり、色々と工夫を凝らしているそうです。そんな杉原さんも、98年に、前立腺がんを患いました。しかし、体力が落ちるからと手術を拒否し、治療を受けながら現役にこだわっています。
夜8時には寝床に着き、毎朝5時半には起き体操をして、朝ごはんをしっかり食べ、トレーニングで体をいじめ抜いて現役にこだわりながら、年齢より少ない数のスコアで回るエイジシュートと云う記録を狙っています。

あるテレビ番組で、「そんな杉原さんが現役にこだわる理由はなんですか」と。尋ねられると、「自分は諦めが悪いし、未練たらしいからです。でも、そういうところが、僕のゴルフ人生を支えてくれたんです」と、さりげなく答えられていました。

秋は、食欲の秋であると共に、スポーツの秋でもあります。しっかり食べて、しっかり体を動かし、杉原さんのように、規則正しい生活のもと、心も体も元気に、「諦め悪く、未練たらしく」人生の現役を続けたいものです。

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