今日のつぶやきBLOG

 8月21日(金)お盆施餓鬼法要

2020年08月21日4件のコメント

*お盆行事の締めくくりとなる、学成寺の『お盆施餓鬼法要』を午前10時からお勤めした。

例年だと6名の住職さんにおいで頂いて賑やかにお勤めするのに、今年はコロナ禍の為寺族のみ(息子・奥さん・母)でのお勤めとなった。

お参りは自粛頂いた為、ソーシャルディスタンスは完璧だけど、なんとも寂しいお盆施餓鬼法要となってしまった 😥

私も住職を勤めさせて頂いて20年、それ以前からもあるので結構長い事お勤めさせて頂いているけど、このような事は初めてだけど仕方がない 😥

来年は、また今までのように沢山のお参りの方々とお勤めさせて頂く事が出来る事を願いながら法要をお勤めさせて頂いた。

という事で、今年のお盆行事がようやく終了となった。

今年は、息子と二人

今年は、息子と二人

読経

読経

法要

法要

お焼香は母のみ

お焼香は母のみ

お参りなし・・・

お参りなし・・・

*午後は、国府町にある浄土宗無量光寺さんの『お寺GYM~元気クラブ』に参加した 😥

もちろんソーシャルディスタンスの元、、消毒、マスク着用でおこなわれた。

今回は、『ベーシックヨガ』 🙂

今回も、本堂に呻き声と、ため息が充満し・・・ 😛

でも、体を動かし気持ち良かった 🙂

やれば出来る!

やれば出来る!

はい、ポーズ

はい、ポーズ

なんか変・・・

なんか変・・・

無事に終了

無事に終了

 8月20日(木)お盆施餓鬼法要準備

2020年08月20日4件のコメント

*今日も例年だと同じ町内の長栄寺さんの『お盆施餓鬼法要』に出仕の日だった。

毎年『お盆施餓鬼法要』をお勤めした後お昼ご飯を頂きながら、お盆の棚経での出来事などで話に花が咲き、今年も無事に棚経をお勤めできたと安堵の思いに浸れるのに、今年はなんとも寂しい事だ。

明日は学成寺の『お盆施餓鬼法要』(コロナ禍の為、お参りは自粛)なので、本堂に準備をした。

本堂の花入れは母と奥さんの仕事。有難い事だ 🙂

本堂準備

本堂準備

御宝前

御宝前

お花入れ

お花入れ

ありがたや

ありがたや

 8月19日(水)またも怪しい・・・

2020年08月19日4件のコメント

*今日は、例年だと馬場町の本慈院さんの『お盆施餓鬼法要』だった。例年だと17日から21日まで毎日続くのでしんどいなぁと思うけど、今年は自坊だけのお勤めなので寂しく感じる 😥

*という事で、元気を出そうと、先日はほうきに乗って飛んで行っちゃったので、今回は空飛ぶじゅうたんで空中浮遊 😛

益々、家庭内でも、浮きそうだ・・・ 😛

空中浮遊・・・!?

空中浮遊・・・!?

 8月18日(火)竹田の子守歌

2020年08月18日4件のコメント

*今日は、馬場町の芳心寺さんの『お盆施餓鬼法要』の日だけど、出仕は自粛・中止 😥

*お盆は終わったけど、いつもお盆の時期には名曲『竹田の子守歌』を思い出す。

子守奉公の悲哀を暖かく歌ったこの歌はフォークグループ赤い鳥が1971年にデビュー曲として取り上げて世にでた名曲で、なんとB面はなんと『翼をください』でした。

この歌は原曲から大きく歌詞が変更された為、🎵盆からさきにゃ~雪もちらつくし~🎵とちょっといくら何でも雪が降るのが早すぎるし、🎵盆が来たとて~なに嬉しかろ~帷子はなし~帯もなし~🎵 お盆がきても綺麗な服も着る事が出来ないとも歌われ微妙な感じもします。

でも、むかし、親元を離れて子守奉公する子守にとって、親元に帰れるのは正月とお盆(藪入り)くらいのものだったわけで、最後は早く親元に帰りたいと歌われています。

今の時代、この歌詞を理解することはなかなか難しい事かもしれませんが、とても心に沁みいる名曲だとお思います 🙂

という事で、ちょっとやらかしてしまいました 😛

 8月17日(月)テイクアウト

2020年08月17日4件のコメント

*例年だと今日から『お盆施餓鬼ウイーク』が始まり、今日は午前中馬場町の完龍院さん、午後は弥生町の本浄寺さんの『お盆施餓鬼法要』の日だが、今年はコロナ禍でそれぞれが勤めましょうという事で、法要出仕で行き来するのは自粛中止 😥 なんとも寂しいお盆施餓鬼法要となってしまった 😥

*昨日の晩御飯は、コロナ禍の中頑張っておられる知り合いのお店の応援の思いも込めて『モップスフェローズ』さんのテイクアウト 🙂

前もって電話で注文し19時ごろお店に取りにいったら、お客さんが数組おられたので良かったなぁと思いお店を後にした。持ち帰り美味しく頂いた :-) コロナ禍でお店も大変だと思うが、頑張って頂きたい。

看板

看板

テイクアウト

テイクアウト

美味しかった!

美味しかった!

 8月16日(日)蓮教寺盆施餓鬼法要

2020年08月16日4件のコメント

*若桜町蓮教寺の『お盆施餓鬼法要』をお勤めした。

事前にお参りはコロナ禍の為、自粛をお願いしますと案内させて頂いていたので、私一人でお勤させて頂いた。こんな事は昭和59年に住職を勤めさせて頂いて以来初めての事だ 😥

法要後、いつもの如く平和を願い鐘楼をゴ~ンと 🙂

蓮教寺にはエアコンがない為、汗が滝のように汗をかいたので、法要後着替えて後始末をして、若桜駅のカフェで若桜にちなんだ桜アイスティーをテイクアウトして喉を潤しながら帰った 🙂

若桜町も暑い一日だった 😥

法要前

法要前

提灯を片づけて

提灯を片づけて

怪しく鐘をゴ~ンと

怪しく鐘をゴ~ンと

若桜駅のカフェ

若桜駅のカフェ

アイスミルクティー

アイスミルクティー

若桜駅構内

若桜駅構内

 8月15日(土)終戦記念日

2020年08月15日4件のコメント

*今日は例年だと八頭郡若桜町を歩いてお盆の棚経に巡拝のはずだったが、今年はコロナ禍によるは自粛の為、学成寺本堂でお盆のお経をお勤めさせて頂いた。

お盆のお経

お盆のお経

*戦後間もなくから15日に営まれてきた鳥取市仏教会の『精霊送り』もコロナの影響で中止となり、法要は営まれるがネットでのライブ配信となった。

毎年、この『精霊送り』で沢山のお坊さんと会い、お盆経の疲れをねぎらう挨拶を交わすのも楽しみでもあったので残念だが、今の状況では仕方がない 😥

*そして、今日は75回目の『終戦記念日』。
この日を迎えると、生前師父が話してくれた、学生の時に呉の海軍工廠で、片道分の燃料を積んで飛び立っていく戦闘機を見送ったという話を思い出す 😥

以前宗門の総本部で『宗門の戦後70年余を振り返る』という会議に出席席していた時、時の政治がどうのこうのという話になりみんなが目を引きつらせ怖い顔をして自論を述べはじめてしまい喧々轟々となった事があった 😥

なんかいたたまれなくなり、私は挙手して「今、皆さんとても怖いお顔をなさってます。私達が政治の事を語ってもしょうがないんです。かって、僕達は戦争を知らない子供達だけど、その悲しい現実を受け止めて明るく元気に生きて行くんだという思いを込めた『戦争を知らない子供達』という歌がありました、“青空が好きで 花びらが好きで いつでも笑顔の素敵な人なら 誰でも一緒に歩いて行こうよ 綺麗な夕陽が輝く小道を 僕らの名前を覚えて欲しい 戦争を知らない子供達さ“」と、その歌詞を読み上げ、「私達坊さんの役割は、この歌詞のようにみんなが笑顔で明るく暮らせる毎日を過ごせるように手助けをさせて頂く事ではないんでしょうか、そしてどうしたらその役割が果たせるかを考えるのが今日の会議じゃないんですかと」と、自分の事を棚にあげて発言してしまった事を思い出した。

今日はお盆最終日でもあり、終戦記念日でもある。とても大切な日だと思う。

 8月14日(金)お盆経

2020年08月14日6件のコメント

*今日も10時から学成寺本堂にてお盆のお経をお勤めさせて頂いた。

去年の今日は、帰省した娘が運転手をしてくれて市内の棚経に巡拝していた 🙂

ある檀家さんでは、ご家族がそろって賑やかなお盆を過ごされていて娘まで上がらせて頂いてお茶とケーキ🎂を御馳走になった 🙂

来年はこのような賑やかなお盆に戻る事を願いながら、本堂でお勤めさせて頂いた。

お勤め

お勤め

読経

読経

去年のお盆経でのひと時

去年のお盆経でのひと時

娘の運転手とモグモグしながら

娘の運転手とモグモグしながら

 8月13日(木)『お盆ってなに!』パート③

2020年08月13日4件のコメント

*今年はコロナ禍でお盆経を自粛・中止させて頂いているので、本堂で『お盆のお経』をお勤めさせて頂いた。

当初は、「13日と14日は本堂でお盆のお経をお勤めしますのでお参り下さい」と案内させて頂いていたが、感染リスクを避ける為にお参りを自粛して頂く事に 😥

なんとも寂しいお盆になってしまったが、今の状況では仕方がない 😥

お盆のお経

お盆のお経

お焼香

お焼香

境内の浄行菩薩様

境内の浄行菩薩様

マスク三点セット・・・

マスク三点セット・・・

という事で

*『お盆ってなに』パート③
8月にお盆行事が営まれますが、本来は7月15日がお盆のいわれとなった日です。なので関東地方では7月に営まれています。
7月は農繁期なので月遅れのお盆になったとの事です

という事で、7月15日の由来のお話です

お釈迦さんの弟子に普通の人が見る事が出来ない世界を見る事が出来るという不思議な能力を持ったモッケンレン(目連モクレンさん)という方がいました。そのモクレンさんの優しかったお母さんが亡くなられ、たいそう悲しまれたモクレンさんはお母さんはどこに行かれたのか、不思議な能力でお母様の姿を探しました。優しいお母さんだったのできっと仏様の元から自分達を見守ってくれているに違いないと、仏様の世界を覗きますが姿は見えません 😥
きっと菩薩様の世界だと思い覗きますが此処にもおられません。人間界にも勿論おられません。おかしいなぁと思いながら、まさかこんな所にはおられないだろうと思って恐る恐る覗いた餓鬼界に、なんと逆さまに吊り下げられた(盂蘭盆)ような苦しみを受けておられるお母様の姿がありました 😥
火が燃え盛って熱そうなので水をかけましたが更に燃え上がり苦しみが増してしまいましたお盆の供養を水向供養というのはその為です。

驚いたモクレンさんは、お釈迦の所へ飛んでゆき、母が餓鬼界に堕ちて大変な事になってしまっています。なんででしょうか、いったいどうしたら良いのでしょうかと尋ねましたするとお釈迦様が、「これはあなたのお母様だけの事ではありませんが、ちょっと自分勝手な行動がありはしませんでしたか」と言われました。
そして「自分さえ良ければという考えや行動が、やがて巡り巡って自分に戻って来てお母様のように大変な事になるものなんですよ」と諭されました。
「確かにそんな事もあったかもしれません。では、いつ何処でどのようにしたら母を救う事が出来るでしょうか」とお釈迦に尋ねます。するとお釈迦が、「お母様は、自分が自分がという思いが強かった事がありました。自分がの“が“を、あなた“が“にする行為をしなさい。つまりに人様が喜ばれるような施しをするのです」と言われます。モクレンさんが、「では、いつ何処で何をすれば良いのでしょうか」と更に尋ねます。更にお釈迦が「雨が降る時期(雨季)になるとお坊さん達が『雨安居(うあんご)と言って、みんなが一箇所に集まって修行をしています。その『雨安居』が終わる7月15日に、そこに行ってお坊さん達に、食べるものでも着るものでもなんでもいいですから沢山の施しをしてあげなさい」と言われます。

お母様を救いたいが一心のモクレンさんは、7月15日に『雨安居』が終わるお坊さん達のところへ行って沢山の施しをしてあげました 🙂
後日、お母様はどうなったかなぁと恐る恐る餓鬼界を覗き見ると、お母様の姿は見えなくっていて、仏様の元で自分達を優しく見守って下さっているお母様の姿が見えました
という事です 🙂

この話を元に、私達はモクレンさんのようには見る事ができません 😥
なので、姿が見えない事に物に気持ちを込めようとした時、ある程度具体的な状況設定がないと気持ちが込めにくいので、13日にお母様だけでなくご先祖様に家に帰って来て頂いて、更に餓鬼界で苦しむ方々も救うという思いも含めて、沢山のお供え施しをし、15日に帰って頂きましょうという事から、今のお盆行事が営まれるようになりました
二度と会う事が叶わない大切な方、命を繋いでくださったご先祖様を通して、どうしたら逆さまに吊り下げられたような苦しみ『盂蘭盆』を受けないで、みんなが明るく元気に楽しく日々を送る事が出来るかを考えさて頂くのが『盂蘭盆会』の本来の意味になります
そして、お盆に、餓鬼に施すという意味で『盆施餓鬼法要』が営まれます 🙂
『お盆ってなに』パート①②③を繋げて頂くと、盂蘭盆会の今が分かっていただけるかと思います。

 8月12日(水)お盆ってなに!パート②

2020年08月12日4件のコメント

*今日も本来なら、市内のお盆経に巡拝する日だが、コロナの影響で自粛・中止。

*『お盆ってなに』パート②

盂蘭盆とは日本語ではありませんインドの古い言葉『ウランボン』に当て字が使われ『盂蘭盆』(うらぼん)となり、略して『お盆』と言われるようになりました。

“ウランボン“とは、なんと“逆さまに吊り下げられた様な大変な苦しみを受けている“という意味です
自分の都合だけ考えた自分勝手な行いは、やがて自分に戻って来て大変な事になりますよという戒めの言葉それが“盂蘭盆“です  😡
近年の猛暑や温暖化の影響を受ける私達人間ですが、人間の都合のいいようにして来た事が自然界に影響を与えた事は否めませんそう思うと、私達人間はまさに『盂蘭盆』の状態だと言えます 😥

なので、『お盆』は、今までして来た事を省みて反省し、これから先どうしたら“盂蘭盆“の状態にならない様な生活が出来るかを考える大切な機会という事になります
ですから、お墓参りイコールお盆ではありません。

まして今、私達人間の置かれている厳しい状況遠考えると、もはや、お墓参りして「お盆が終わりました」などと呑気な事を言っている場合ではないと思います。
『会』とは、何々の時ですよという意味ですから、『盂蘭盆会』とは、盂蘭盆の事考える時ですよという事です。
本来7月15日がお盆の由来のなった日ですが、その話は『お盆ってなに』!パート③で。

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