『極楽を保証されても娑婆がいい』
これは相田みつをさんの言葉で、読めば読むほど味わい深い言葉です。
『娑婆』とはインドの古い言葉サンスクリットの「サーハー」という言葉の音訳で、“耐えて忍んでいるところ”という意味をもちます。
『娑婆』と言うのは、けっして楽なところではありません。そんな『娑婆』の中で、耐えて忍びながら一生懸命生きている姿、それが生きている証であり、そんな姿が尊いのだと思います。
もちろん亡くなってから極楽で楽になりたいですが、それではちょっと遅すぎます。
後にも先にも、今日の日は1回だけです。そんな毎日をイキイキと過ごす。そんなきっかけとなる言葉が『極楽を保証されても娑婆がいい』
かみしめたい言葉です。