今月の言葉

ななゆき

2020年03月01日コメントをどうぞ

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季節は春へと向かう3月を迎えました。

昔から『節分過ぎて七ゆき』といいますが、『七ゆき』の“ゆき”とは、降る雪の事ではなく、何処何処へ行くの“行き”の事です。

一行きとは一週間の事で、七ゆきとは一週間が七回行く、つまり七×七で49日という事になります。

七回雪が降るのを数えていても一体いつになったら暖かくなるのか分かりませんが、節分から1週間が七回ゆき49日経つと丁度お彼岸が明けます。そこで『暑さ寒さも彼岸まで』という事になるわけです。昔の人はうまい事言ったものだと思います。

今年は今までに経験した事のない暖冬でしたが、三寒四温と云うようにまだまだ寒い日があるかもしれません。油断しないように元気に『七ゆき』を過ごし春を迎えましょう。

達人たち

2020年02月01日コメントをどうぞ

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NHK教育テレビの『SUIXTUTI INNTABYU 達人たち』でのジャズピアニスト山下洋輔さんと解剖学者養老猛さんの知的好奇心に富んだ会話はとても勉強になりました。

養老さんに、燃えていくピアノを演奏した事など過去の様々な演奏について聞かれると山下さんは、「演奏は良かったとか悪かったとかではないですね。やった事はやった事。今、その時やりたい事をやればいいんです」と。これは自分のやった事にはちゃんと責任を持ちなさいというメッセージだと思いました。

山下さんが養老さんに「昆虫は音でコミニケーションを取っているんですかね」と聞くと、「昆虫は音を出してますが、それは単なる空気の振動です。音は消えていくので、あとくされがありませんから。誰かに悪口を言われたとしても、それはしょせん空気の振動だと思えばいいんです」。

山下さんが「やった事はあとくされ無く捨てていく。これはジャズですね~」。というと養老さんが「自分ってなんだ、なんて考えても無駄ですよ。みんなまともな自分があると思いたいだけなんですよ」と。なるほど~と思いました。

最後にこれからの夢は何ですかと聞かれると、山下さんは「夢は人がつくってくれるものですよ。だって今までの自分の人生はご縁があり人がつくってくれたものですから。これからもずっと夢を見ていたいですね」と。養老さんは「夢が実現するのは難しい」と一言。

そして養老さんが「人は徐々に死んでいくんですよ。人が死ぬのを納得するのは難しく時間がかかる。だから1周忌・3回忌と続くんです」と言われたのも納得のいく、いい話だと思いました。

毎日を興味深々で生きているお2人のお話はとても面白い対談で、聞いていて毎日が楽しくなる気がしました。私達も毎日を興味深々で楽しく過ごし沢山の発見をしたいものです。

初詣

2020年01月01日コメントをどうぞ

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『毎年が生まれて初めての歳』 令和2年 庚・子(かのえ・ね)歳、新年明けましておめでとうございます。

今年も新年をむかえ沢山の方々が神社仏閣に初詣をされ、賽銭箱にチャリーンとお賽銭を投げ入れて沢山のお願い事をされた事でしょう。

お参りをされた方に「初詣で神仏にお願い事をされて、お礼を言われた事がありますか」と聞くと、ほとんどの方が「あっ、そういえばお礼を言ったことはないかもしれません」と言う方が多いと思います。

もしも自分が神様になったと仮定してみてください。「チャリーンとわずかなお賽銭を投げ入れて、お願い事をして、お礼に来ないとは」と思われることでしょう。

やはりお願い事をしたなら、ちゃんとお礼もいえたら良いと思います。

お願い事よりも、むしろ、有難うございますの感謝の気持ちと、ゴメンナサイの反省の気持ちを込めて手を合わせればそれで十分だと思います。

『毎年が生まれて 初めての歳』今年も、すべての事に感謝の気持ちを忘れずに、体も心も元気に過ごしましょう。

意味の無い事を・・・

2019年12月01日コメントをどうぞ

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*『意味のない事を出来ない人間は いざ意味のある事をしようとしても出来ない』

なにかとても深くて心に染み入る言葉だと思います。

自分の殻に閉じこもり視野が狭くなってしまうと、出来る事が限られてきます。

蛇に足という余計なものをつけたしてしまったことから、蛇ではなくなってしまい、お酒を飲むことができなくなった、という『蛇足』の話しもありますが、世の中に余計なものって無いと思います。

むしろ余計なもの、無駄だと思われている事にこそ、大切な事が隠されている事もあるのではないかと思います。

幅の広い考えや行動で意味のある毎日を重ねたいものだと思います。

はまかぜ号

2019年11月01日コメントをどうぞ

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東京出張の帰り、いつもは姫路から『スーパーはくと号』に乗るところを、以前から乗りたかった『はまかぜ号』に乗りました。

『はまかぜ号』は1972年に運行が開始され、大阪から山陽本線、姫路から播但線から山陰本線経由で1日3往復運行されていて、そのうち1往復だけが鳥取まで運行されている特急列車です。

『スーパーはくと号』だと姫路から1時間半ですが、『はまかぜ号』は3時間かかります。でも速度が遅い為が『はくと号』ほど揺れないし、ディーゼル音もさほど気にならず快適な乗車となりました。

夜なので外の景色はあまり見えませんが、学生の時から走りなれた山陰本線。いろんな思いでを振り返りかえりながら乗っていると、あっと言う間の3時間でした。

3両編成で鳥取に到着すると、降りて来た乗客は2~3人ほどで。時間の事を考えると乗る人はいないだろうなぁと思いましたが、なにかと時間に追われてせわしない毎日を送る事が多い昨今、たまにはゆっくりと時間に余裕を持った列車での移動も良いものだと思いました。

今年もあと2ヶ月ほどとなり、なにかと気ぜわしい時期をむかえますが、ちょっとゆとりをもって過ごしたいものです。

小澤征爾さん

2019年10月01日コメントをどうぞ

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あるテレビ番組でインタビューに答える指揮者の小澤征爾さんの言葉はとても印象に残るものでした。

小澤征爾さん曰く、「今の時代、じっとしていても何でも手に入る時代です。そんな時代だからこそ殻を破って外に出ていくエネルギーが大事です。壁にあたったら1回飛び出してみるんです。飛び出たところは削ることが出来ますから」

オーケストラでの演奏について聞かれると、「人間10人いたら、みんな違う。8人同じ方を向いたら万々歳です。人は違うから面白い。合わせたり受け入れたり、人の音を聞きながら一つに集まってゴールを目指す。だからオーケストラは面白いんです」と。

これから何をしたいですかと聞かれて、「僕は音楽がすきなんです。指揮することしか出来ないから、今は体調が優れませんから座って指揮してますが、とにかく立って指揮したいです」と。

最後は涙ぐみながら、84年の人生を振り返り音楽への熱い思いを語られる小澤さんの姿に感動しました。

「人は違うから面白い」と小澤さんの語られるオーケストラの演奏への思いはいろんな事に当てはまると思いました。

気候の良い時期をむかえますが、合わせたり受け入れたり、人と人との繋がりを大切に実りの秋をすごしましょう。

二十世紀梨

2019年09月01日コメントをどうぞ

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鳥取名産20世紀梨の出荷が最盛期もむかえました。

最近は、8月下旬から出荷が始まっていますが、梨農園をしている知り合いの方の話しによると、「梨は最低でも9月中旬まで待ってもらわないと本来の味がしないんです」と言われていました。

でも、9月中旬まで収穫を待っていると、遅れを取ってしまい商売としては成り立たなくなってしまうとの事でした。

都会の人は、まだ熟していない青色の梨が本当の梨だと思っていて、熟した黄色の梨を送ったら、腐っていると苦情が来た事もあるそうです。

やはり、早いがご馳走ばかりではありません。何事もバランスが大切という事です。

昼と夜の長さが同じでバランスがよく、気候も爽やかになりこれもバランスがよくなるお彼岸をむかえます。

片寄らない行動や考えは生き易い生き方に繋がりますというお釈迦様の教えを元に、片よりから生じる日頃のさまざまなバランスの乱れを修正する強化週間、それが『お彼岸』です。

自然も世の中もバランスが崩れてしまったと思われる事の多い昨今。有意義なお彼岸を過ごしたいものです。

ハスの花

2019年07月01日コメントをどうぞ

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鳥取市郊外にある農業試験場で、綺麗に咲いた大賀ハスを見て来ました。

大賀ハスとは、昭和26年に千葉県の検見川遺跡から丸木舟などとともに、大賀一郎博士によって摂取されたたハスの種子3粒のうち1粒が発芽したものです。

2千年以上もの長い間地中に埋もれ眠り続けていたにも関わらず発芽し繁殖し見事な花を咲かせた『大賀ハス』、凄い生命力です。

お釈迦さまのイキイキと生きる為の教えを『妙法蓮華経』といい蓮華の教えとも言われます。お釈迦さまはハスの花の生命力にあやかり私達もイキイキと生きるという思いを込めて自らの教えを、蓮華の教えとされました。

生命力の強いハスではありますが、大賀ハスが3粒のうち1粒しか発芽しなかったように育てるのは容易な事ではありません。これは生きる事はなかなか容易な事ではありませんよというハスの花とお釈迦さまからのメッセージのようにも思えます。

季節は暑い夏へと移り変わっていきますが、ハスの花にあやかり、イキイキと元気に毎日を過ごしたいものです。

極楽を・・・

2019年06月01日コメントをどうぞ

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『極楽を保証されても娑婆がいい』

これは相田みつをさんの言葉で、読めば読むほど味わい深い言葉です。

『娑婆』とはインドの古い言葉サンスクリットの「サーハー」という言葉の音訳で、“耐えて忍んでいるところ”という意味をもちます。

『娑婆』と言うのは、けっして楽なところではありません。そんな『娑婆』の中で、耐えて忍びながら一生懸命生きている姿、それが生きている証であり、そんな姿が尊いのだと思います。

もちろん亡くなってから極楽で楽になりたいですが、それではちょっと遅すぎます。

後にも先にも、今日の日は1回だけです。そんな毎日をイキイキと過ごす。そんなきっかけとなる言葉が『極楽を保証されても娑婆がいい』

かみしめたい言葉です。

大山

2019年05月02日コメントをどうぞ

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米子市への行き帰り、頂上付近に少し雪が残る伯耆富士大山が綺麗に見えました。

米子市から見える大山は伯耆富士と呼ばれるように富士山のように見えてとても美しい山です。

一方、北壁など見る場所によってはとても厳しい山に変貌をとげます。

何事も見る場所によって、いろんな形に見えるものです。

たとえば、コップも上から見ると丸く見えますが、横から見ると長方形に見えます。何事も片寄った見かたをするとほんとうの姿が見えてこないと思います。

人間も同じ事がいえて、人それぞれ見方を変えると様々な姿に見えるのだと思います。

風薫る爽やかな季節を迎えますが、お互いが良い見方をして、良い所を見つけあい爽やかな毎日を送りたいものです。

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