平成21年3月1日 「わたし」
ひょんな事から、谷川俊太郎さんが文を書いた絵本『わたし』を読み、思わず見入ってしまいました。「わたし・・・ おとこのこから みると おんなのこ。おにいちゃんからみると いもうと」。「わたし・・・ おかあさんから みると むすめのみちこ。おとうさんから みてもむすめのみちこ」。「わたし・・・ さっちゃんから みると おともだち。せんせいから みると せいと」。「わたし・・・ となりのおばさんから みると やまぐちさんちの したのおこさん。ごろう(犬 )から みると にんげん」。「わたし・・・ しらないひとから みると だれ?。 ほこうしゃてんごく では おおぜいのひとり」。・・・
なるほど「わたし」の目線で周りを見ていると「わたし」は一人なのに、見る人によって、「わたし」は変わり、呼び方がいっぱいあると言う事です。
子供向けの絵本ですが、目線を変えるたびに新しい「わたし」に気付くようで、とても面白く勉強になりました。
「わたし・・・ きんじょのひとから みると ちょっとかわったおぼうさん・・・」