今月の言葉

雪景色

2009年02月01日コメントをどうぞ

kotoba_2102

平成21年2月1日  「雪景色」

去年の暮れ、「今年はカメムシが少ないですけ~、雪は少ないでしょ~や~」という話を幾度となく聞ききました。ところが、あにはからんや、元旦早々雪となり、何度雪かきをしたことでしょう。

昔に比べ雪の量は少なくなってはいますが、年々馬齢を重ねる身には辛いものがあります。

そんな中、県外から来られた方と話をしていると、「道中、汽車から見た雪景色がとっても綺麗で、癒されましたわ~」と嬉しそうに笑っておられたので、「雪は景色として見ているだけなら綺麗で済むんですけど、生活するとなると大変なんですよ」と言ってみましたが、実感がないらしく相変わらず嬉しそうに笑っておられました。

雪かきをしながら、子供の頃は降り積もると嬉しかったのに今や苦痛となってしまった雪景色を眺めていると、見ているだけなら綺麗なはずの雪景色が色あせて見えてきました。

近頃は雪遊びする子供もあまり見かけませんし、♪犬は喜び庭駆け回る♪と歌われた犬も家の中で丸くなっているようです。

雪の中での生活は何かと大変ではありますが、家の中で丸くなっていても何も始まらないので、ここは一つ子供の頃を思い出して、気候も経済も厳しい昨今ではありますが、“冬は必ず春となる”事を思い、雪景色を楽しむくらいの余裕をもって元気に体を動かし、毎日を過ごしたいものです。

365歩のマーチ

2009年01月01日コメントをどうぞ

kotoba_2101

平成21年1月1日  「365歩のマーチ」

ラジオで昔懐かしい水前寺清子さんの『365歩のマーチ』を聴きました。

♪しあわせは歩いてこない だから歩いていくんだね 一日一歩 三日で三歩  三歩進んで 二歩さがる♪ ♪汗かき べそかき歩こうよ あなたのつけた足跡にゃ きれいな花が咲くでしょう♪

単純明快スカット素晴しい詩です。

しあわせは歩いてこない。だから自分から一歩一歩歩いていく、しかも汗かきべそかきながら歩いていき、三歩進んで二歩下がる。この三歩進んでも二歩下がるのが、癒され勇気付けられ、なんともいいと思いました。

景気が後退し、三歩進んでも五歩も六歩も下がるような世の中ですが、しっかり一歩一歩歩いて行くと、進んだり戻ったりしながらも、それなりに何とかなるでしょう。と励まされます。

さらに

♪しあわせの 隣にいても わからない日もあるんだね 一歩違いでにがしても 歩みを止めずに 夢みよう ♪ 腕を振って足を上げて 休まないであるけ♪

しあわせは、普段の生活の何気ない営みの中に結構あるものですが、確かに気付かない事が多いかもしれません。辛い事があったとしても、とにかく愚痴を言わないで、元気に体を動かして頑張っていると必ず良い事がある事でしょう。

平成21年は、己(つちのと)丑(うし)歳です。己(つちのと)は今まで屈していたものが盛んに起こる事。丑(うし)は、すべての物が伸びる途上にある事。という意味を持ちます。伸びる途上ですが、元気に盛んに事起こせる平成21年となるよう一歩一歩、時々2・3歩下がることがあっても、前進の為の後退だと言い聞かせ、歩んでいきましょう。

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