*大寒の1月20日から、夕方本堂で『寒行』のお勤めをしている。
今は本堂でお経を読むだけになっているけど、昔は本堂でお経を読んでお勤めしたあと『南無妙法蓮華経』と唱え太鼓を叩きながら街頭を歩き”寒修行”したものだ。
小寒は1月6日から寒が明ける2月2日までの寒中は1年で一番寒さが厳しく人間が生きていくのに一番厳しい時期になる。
そんな生活のなか、何とかこの厳しい寒中を元気に過ごしたいという祈りを込めて営まれていたのが『寒行』。
昔は暖をとるのは火鉢くらい。そんな中、身構えて緊張感をもって生活をしていたわけで、今は文明の利器のお陰で身構える事無く普通に暖かく過ごせる。有難い事だ。
『寒行』初日に、始める前に本堂のストーブをつけたら母が「なんだ~ストーブをつけるだか~。寒行なのに」と・・・。でもつけた 😛
寒行?暖業?いつ頃から唱題行脚、無くなったのですか?時代に合わせた臨機応変派、賛同!もっとも、団扇太鼓叩いて練り歩かれたら私の町では赤色灯と、サイレンで参加してくれます。
都住職です!
先々代住職の時代ですから、かなり昔です。私が子供の頃ですがほとんど覚えがありません。
昔は、日蓮宗の坊さんの行脚は知られてましたが、近年はしなくなったので忘れさられて久しいです。
今の時代に、いまさら行脚しても、もはや受け入れてはもらえません。
通行許可とってないと捕まります。私はやめたほうがいいと思いますが、時々する人がいます。
坊さんの自業自得ですね・・・。
周匝では、いまだに毎晩歩いているそうです!
5〜6年前は、トータルで900人以上の方が参加されたとの事、
今年はトータル800人弱の方が参加との事
毎晩約25人の方が寒行で歩いておられたとの事!
です!
うちは3回歩いて廻りました!
数少ない運動です!
都住職です!
それは凄い事ですね。
来年は、運動だと思って頑張ってください。