*27日に頭皮と毛穴のケアをした事を書いたが、フェイスブックにもその事を書いていたら、ある方からコメントがあった。
「毛の密度が濃いですね」というコメントをもらったので、「毛の密度は濃いですが、頭の中身はスカスカです」と返事をしたところ、「スカスカのところへ色々な意見を取り込めるから、隙間があって良いんです」と。これはちょっといい話ではないかと思った。変に詰まっていると、ていうか、自分で詰まっていると思っていると、人の意見が受け入れられない。スカスカ様々!隙間を大事にしたい。スカスカにも限度があるが・・・。
*98年に前立腺がんである事を公表し、「寿命が縮まってもゴルフをやる」と手術を拒み生涯現役にこだわり続けたプロゴルファの杉原輝雄さんが亡くなられた。74歳だった。
自分にも他人にもとても厳しく、若い頃は勝負にこだわるその姿から「まむし」と恐れられた杉原さんだったが、厳しさの裏には優しさが感じられる方だった。息子さんとラウンドするゴルフ番組で、息子さんに掛ける厳しい言葉と、優しい目が印象に残っている。
49年前に日本オープンで初優勝した時、皆が嫌がるバンカーに、「バンカーは得意なのでわざと入れた」とか、プロに転向した当時16歳の石川遼選手に、「僕はライバルだと思っている」と語ったのは70歳の時。2010年ガンの転移が見つかった時、翌年の中日クラウンズへの出場に意欲をもやし、「この歳で目標が持てる事自体が有難いし感謝している。今を一生懸命生きたい」など。杉原さんの語録には、常に前向きな姿勢があふれ出ていて、誰からも尊敬される凄い人だった。
今朝の読売新聞1面の『編集手帳』に、「前を向く、ただそれだけの事が難しいご時世である。病気という人生の深い”ラフ”にうつむくことなく、前を向いてクラブを振り続けた人に、頭が下がる」とコメントが書かれていたが、このコメントもすばらしい。
ゴルフは厳しいスポーツだ。プレー中の出来事は全部自分がした事。道具のせいでもないし誰のせいでもない。いかに自分の非を素直に受け入れ、瞬時に気持を切り替える事が求められるスポーツだ。普段の生活にも参考にしたい。が・・・・
私も、深い”ラフ”を右に左にかけずり回り、谷あり池ありバンカーあり、さらにアゲンスト(向かい風)の毎日だが、隙間だらけの頭で、ものともせず頑張りたい。
隙間があったほうが、たくさん入るから良い・・・ステキ!
自分に自信がつきましたぁ♪
母親をガンで亡くしてる身としては、手術を受けずになくなったというのはとても切ない話ですが、でも74歳まで・・・よくがんばられました!
いくつで死のうが、良い人生だったなぁ、と思って死ねるような生き方がしたいです。
難しいかもしれないけど、そうなるようできるだけがんばろ♪
杉原輝雄さんには、ほんとに頭が下がる思いがします。私も石川遼さんはライバルだと思っています(*^_^*)
人生に練習日はありません。何をしている時も、一生懸命頑張りたいです。