*また約30センチの積雪。今日も朝から”神様・仏様・除雪機様”がフル稼働。除雪機の操作で手首が腱鞘炎になりそうだ・・・。スキー(ボード)ウエアーも大活躍だぁ。
除雪機で飛ばした雪で境内に黄色い綺麗な花を咲かせていた蠟梅(ろうばい)の木が埋もれてしまった。あまりの雪の多さに蠟梅の木も”ろうばいの色”が隠せない事だろう・・・。
”ろうばいの色”ってどんな色だろうと思いながら、以前ラジオの子供電話相談室で永六輔さんが”反省の色”ってどんな色ですかと子供に尋ねられていたのを思い出した。
確か、永六輔さんは、「この場合の”色”というのは、カラーの色ではなく、そこに何かの様子があるって事なんだよ~」と答えていた。さらに、「空即是色、色即是空・・・、あるけれども無い、無いけれどもある。回りの状況によって無いものがある。ドーナツの真ん中には何も無い穴がある。穴は空間で何も無いけれど、ドーナツは何も無い真ん中の穴によってドーナツとなる」なるほど~と思った。
”ろうばいの色”とは、”ろうばいしている様子”がそこにあると言う事になる。
世の中は回りのいろんな物によって支えられ成り立っているという事だ。人間も同じ。”ろうばい”しないよう心したい・・・。