*夕べのNHK番組『100分de名著 ブッダ真理の言葉 第1回生きる事は苦しみである』は面白かった。
「ものごとには発生と消滅があるということを理解せずに百年生きるよりも、発生と消滅の原則を見通しながら、一日生きる方がすぐれている」(ブッダ真理の言葉)。
佐々木閑先生曰く、「諸行無常(全ての物は移り変わっていく)という世の中の本当の姿を見ないで生きると言う事は、間違った物の見方で生きると言う事です。間違った物の見方で生きていると、現実とのギャップが大きくなり苦しみも大きくなっていきます」。等と云々。分かりやすく素晴らしい話だった
なるほど~と思い話を聞きながら、「ものごとのの発生と消滅の原則を見通してたった1日生きるよりも、ものごとには発生と消滅があるという事を理解せずといえども、多少間違った生き方になったとしても、百年生きたほうが・・・」と思ってしまった・・・。
そんな事を思っていると、加川良さんの名曲『教訓』を思い出した。これは1971年の歌で、諸般の事情で放送禁止になっていた歌だ。
♪死んで~ 神様と~いわれるよりも~ 生きてバカだと言われましょうようね~♪ これも一理あるような・・・。