久しぶりにビートルズの名曲『レット・イット・ビ』を聴きました。
曲名を直訳すると、「あるがままに なすがままに すべてを受け入れなさい」。
その歌詞は、♪僕が苦しんでいると 母なるマリア様がやってきて知恵ある言葉をさずけてくれる あるがままに なすがままに♪
♪僕がまっ暗闇の中にいると 彼女は僕の正面にしっかりと立って知恵ある言葉をさずけてくれる あるがままに なすがままに♪
日本人は無関心でも、欧米人にとっては一般的に宗教的なメッセージを含んだ曲と思われていますが、「母なるマリア」とは作詞者ポールマッカートニの母メアリーの事だそうです。
ビートルズ最後のシングル曲となったこの曲は、メンバーの方向性にズレが生じ、心身ともにボロボロになっていたポールの夢枕に母メアリがあらわれて、「あるがままに なすがままに すべてを受け入れなさい」と言ったのがきっかけとなってつくられた曲との事です。
「あるがままに なすがままに すべてを受け入れなさい」。心に優しく響く言葉だと思います。
もしも、物事に行き詰まり、疲れ果ててしまった時、”あるがままに なすがままに”すべてを受け入れる事が出来ると、気持が少し楽になる事でしょう。
「あるがままに なすがままに・・・」