今月の言葉

10代で1024人

2011年08月01日コメントをどうぞ

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私という人間がこの世に存在する為には、沢山の命の繋がりがあります。

一人の人間には父と母がいます。その父と母にもそれぞれ父と母がいます。そのまた父と母にも・・・。これを10代さかのぼると1024人の命があります。さらに20代さかのぼると、なんと200万を越える命の数になります。

地球上に生物が誕生して30億年くらいたつそうですが、その間の事を思うと10代・20代どころの話ではありません。気の遠くなるような沢山の命があって、今の私の命があります。

考えなければいけないのは、気が遠くなるような数の命の中、もしもたった一人でも欠けていれば、今の私の命は存在しえないという事です。

江戸時代などを例にとっても、”切り捨て御免”がまかり通った時代を私達の御先祖様が見事にすり抜けていのちを繋いで下さったお陰で今の私の命があるわけです。ですから、私の命は奇跡的な命の繋がりによって今日存在しているという事になります。

『父がいて 母がいて 命を受けついで 私の番を今生きる』

お盆をむかえ、一人一人の命が、かけがえの無い尊い奇蹟的な命である事実感しましょう。

《このお話は、『ほっとひといき 学成寺 テレホン法話』0857-22-3451で24時間いつでも聞く事が出来ます!》

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