鳥取名産20世紀梨の出荷が最盛期もむかえました。
最近は、8月下旬から出荷が始まっていますが、梨農園をしている知り合いの方の話しによると、「梨は最低でも9月中旬まで待ってもらわないと本来の味がしないんです」と言われていました。
でも、9月中旬まで収穫を待っていると、遅れを取ってしまい商売としては成り立たなくなってしまうとの事でした。
都会の人は、まだ熟していない青色の梨が本当の梨だと思っていて、熟した黄色の梨を送ったら、腐っていると苦情が来た事もあるそうです。
やはり、早いがご馳走ばかりではありません。何事もバランスが大切という事です。
昼と夜の長さが同じでバランスがよく、気候も爽やかになりこれもバランスがよくなるお彼岸をむかえます。
片寄らない行動や考えは生き易い生き方に繋がりますというお釈迦様の教えを元に、片よりから生じる日頃のさまざまなバランスの乱れを修正する強化週間、それが『お彼岸』です。
自然も世の中もバランスが崩れてしまったと思われる事の多い昨今。有意義なお彼岸を過ごしたいものです。