東京出張の帰り、いつもは姫路から『スーパーはくと号』に乗るところを、以前から乗りたかった『はまかぜ号』に乗りました。
『はまかぜ号』は1972年に運行が開始され、大阪から山陽本線、姫路から播但線から山陰本線経由で1日3往復運行されていて、そのうち1往復だけが鳥取まで運行されている特急列車です。
『スーパーはくと号』だと姫路から1時間半ですが、『はまかぜ号』は3時間かかります。でも速度が遅い為が『はくと号』ほど揺れないし、ディーゼル音もさほど気にならず快適な乗車となりました。
夜なので外の景色はあまり見えませんが、学生の時から走りなれた山陰本線。いろんな思いでを振り返りかえりながら乗っていると、あっと言う間の3時間でした。
3両編成で鳥取に到着すると、降りて来た乗客は2~3人ほどで。時間の事を考えると乗る人はいないだろうなぁと思いましたが、なにかと時間に追われてせわしない毎日を送る事が多い昨今、たまにはゆっくりと時間に余裕を持った列車での移動も良いものだと思いました。
今年もあと2ヶ月ほどとなり、なにかと気ぜわしい時期をむかえますが、ちょっとゆとりをもって過ごしたいものです。