*納骨供養をお勤めされた方が本堂に置いてある『コレデイイノダ』というカードを見られて、「これはどういう事ですか」尋ねられた。
そこで、法要後に、「赤塚不二夫さんのギャグですけど深い意味があるんですよ。赤塚さんのお葬儀でタモリさんが読まれた弔辞が素晴らしかったんです。私達は思うにならなず否定したくなるような事の多い毎日を送っています。しかし、否定ばかりしていたんでは何事も前に進んで行きません。赤塚さん貴方は、思うにならない事をちゃんと受け止め次につなげていく為の素晴らしい言葉を私達に教えて下さいました。コレデイイノダ。ありがとうございました。という弔辞だったんです」とお話しさせて頂いた。
さらに、御遺骨を前に、「人間命を頂いた以上は、必ず皆がこの姿になるんですよね。ですから、この姿もコレデイイノダですよね」とお話しした後、納骨の運びとなった。
すると、お施主さんが、お母様の御遺骨をお墓に納めようとされた時、お骨ツボに向かって手を合わされ、「コレデイイノダ」と・・・。
ギャグの一つにしか思っていなかった『コレデイイノダ』。あらためて素晴らしい言葉だと感動する出来事でした。
このホームページを見て頂く事も、『コレデイイノダ』・・・。