*満中陰忌の供養をお勤めした。「ご命日から49日までの間のことを中陰といい、中陰の日にちが全部満ちましたということで『満中陰』というんです」などと満中陰忌の意味などお話させて頂いたが、満中陰忌の『満ちる』という文字に込められた、気持ちが満ちて満ち溢れて次に繋がっていくというという思いも感じながらお勤めさせて頂いた。後席での施主さん(故人の奥様)の「ようやく気持ちが落ち着いてきました」という言葉に、これが満ちて満ち溢れて次へと繋がっていくということだと思った。言葉にはいろんな意味が込められているわけだが、言葉によっていろんな思いがおさめられ落ち着いていくんだなぁとも思った。