今日から夏休で帰省した愚息をお盆のお経回りに連れて歩く事にした。今日は朝6時45分に出発し、郊外のお経を勤め、午後は坂道が続く漁師町の賀露町を歩いて回り、その後湖山・浜坂方面へ行き夕方7時頃に帰って来た。
ある檀家さんで仏間に入ろうとすると家の方が、「おしょ~さん、病気で寝とりますけど、驚かんようにしてつかんせ~」と言われるので、「ど、どなたが」と聞くと、「猫ですがな~」と。見てみると布団の上にタオルをかけられて目がうつろで微動だにしないネコちゃんがいた。高齢で貧血との事。なんとも手厚い看護を受けていた。
ワンちゃんを飼っておられる家では、「この子心臓が悪いいんですよ~」と。確かにちょっと元気が無かったよに見えた。このワンちゃんもかなりの高齢との事。ペットの高齢化も大変な問題だ・・・。ペットも人間も上手に歳を重ねたいものだ。
炎天下坂道を歩いて回る賀露町のお経は、さすがにモタモタ・・・。振り向くと後をついてくる愚息もモタモタ・・・。滝のように汗をかいた。
お寺に帰ると、昨日帰ってきた娘が5日から来ている甥っ子とアルトサックスを吹いていた。なんでも興味しんしんな私は早速、「お父さんにも吹かせてよ~」と、吹かせてもらった。だがしかし、お寺中にアルトサックスの音(ひどい雑音)が響き渡り、奥さんが飛んできた・・・。「お墓参りの方がおられるのに、何を考えているんですかぁ~っ」と・・・。どっと疲れた。