*葬儀をお勤めさせていただいた。
お元気な頃、毎月の月回向に伺った時に「和尚さん、若い頃はおやじの事など思う事がなかったですけどな~。歳を取ってからは父親の姿をよう思い出すようになりましてな~。おやじの事を話してると、おやじが喜んでいるような気がしましてなぁ」と、満州から日本に帰って来られた頃のお話などを沢山聞かせていただいた時のお姿を思い出しながらお勤めさせて頂いた。その時のお顔はとても穏やかだった。
故人は社交ダンスやゴルフなどを楽しまれた方で、エイジシュートを2回、ホールインワンも1回達成されていて、棺の上にはゴルフボールが置かれていたので、「ホールインワンのボールですか」と聞くと「捜したけど分からなくて別のボールでした」とのこと。そんな事を思いながら手を合わせていると遺影の写真が自慢げなお顔に見えた。孫さん曾孫さんに賑やかにおくられて91歳大往生の旅立ちだった。
木魚の位置が高いですね〜〜
もう少し低い方が手が楽では無いですか?
都住職です!
たしかに、手が大変でした・・・。