昨日の岸本先生のコーチングは、分かりやすくて楽しくて面白くて、とても勉強になった。ティーチングは教え込む、コーチングは引き出すという話から、目からウロコの話が続き、今まで気付かなかったという事に気づくきっかけとなる素晴らしいお話だった。
「メラビアンの法則」の話では、言語で伝わる情報は7%、音声は38%、身体は55%。ちょっと意外な気がしたが、言葉だけでは十分な情報が伝わらないという現実を考えさせられた。
二人組になって行った「ブラインド・ウォーク」でも、いろいろ考えさせられる事が多かった。まず、Aさんが目をつぶりBさんの肩に手をかけて、Aさんからの指示によってAさんからの情報だけを頼りに歩く。次にAさんの肩にかけていた手を離し、Bさんからの言葉の情報だけで目をつむり歩く。これを交互に数分ずつ行った。なかなかBさんの情報を素直に信じる事ができず、踏み出す足が恐る恐る・・・。Bさんが黙ってしまったり、情報が少ないとものすごく不安になった。
自分だけが分かっていても伝え方が悪いと相手を不安にしてしまう。如何に我々お坊さんの伝えている情報が、相手にちゃんと伝わっていないか・・・。伝わっていないどころか、如何に不信感を与え不安にさせているか・・・。
人の話を上手に聞く方法は、「あいづち・うなずき・くりかえし」。これもなるほど~と思った。分かっていいても実行するのはなかなか。まずは素直になりたい・・・。
最後に禅宗さんの言葉で、『啐啄同時』(そくたつどうじ)という言葉が紹介された。卵の殻の中からヒナが殻を破って出ようとするとき、親鳥が殻の外からつついて、ヒナが殻を破って出てくるのを助ける。親鳥と、殻の中のからつつくヒナとのタイミングが合わないとうまく生まれ出て来れない。という話で、話を聞きながら、我々お坊さんの、相手のニーズを考えないタイミングの悪い対応を反省した。
なんかいろいろ考えさせられる事が多く、「仏教とコーチングの可能性を考える講習」という事だったわけだが、我々お坊さん如何に仏教の持っている可能性を十分に引き出せていないかという現実を再認識する事となった。恥かしい話だが・・・。
講義の休憩時間には、先生のお母様がしておられる『ボンヌ・ノノ』(料理・お菓子教室)さん特製の美味しいケーキに舌づつみをうった。とても美味しかった!
コーチング、会場準備など本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
受講して心からよかった!と感じています。
いろいろ勉強になりました~。
まだまだ一回目。
コーチングの「コ」の字もいかないかもしれませんが、実際に体感して目からうろこの連続でした!
これからは、自分でも本などを読んで勉強してみたいと思います♪
そして、お互いにコーチングの実験体になりっこしましょう~(笑)
ひきだすでぇ~(爆)
こちらこそお世話になりまして。いや~ほんとに、何もかも良かったです!
なんか視界がパット開けたような気になりました。この気持を忘れずに・・・頑張りたいです。
やっぱり、教え込むティーチングより、引き出すコーチングのほうが成果が目に見えて上がりそうですね。
その節はお手柔らかに~(笑)