*令和元年度第29回法華経・日蓮聖人・日蓮教団論セミナー『教科書にみる日蓮聖人とは~日蓮宗の未来を考える~』に参加した。
このセミナーは日蓮聖人が他の祖師たちとは異なる表現で紹介されている事に着目し、鎌倉時代に『法華経』がどのように認識されていたか、また宗教はどのように受け入れられていたか、歴史的な経緯を辿りながら、各先生の講演を聞くというセミナー。
4人の方が、お話をされたが、参議院議員で早稲田大学客員教授の大塚耕平先生の、日蓮聖人は四箇格言(念仏無間・禅天魔・真言亡国・律国賊)から厳しいイメージがありますが三諫山三林(三度諫めて用いられずんば山林に交われ)の柔らかいイメージを広めれたらいいと思います。などというお話が一番分かりやすく面白かった。
お疲れでした。大塚議員が仏教研究者?可能な限り政治に反映お願いします住職全て勉強された思いますが話術の専門家は、引き込まれてしまいますね三諫山林勉強します四股格言のイメージが今現在強いですから。
都住職です!
大塚議員さんは仏教研究者で本も出しておられます。こういう方が総理大臣になられたら日本は良くなると思いました。
日蓮聖人が、三度にわたり鎌倉幕府に提言されましたが、受け入れられる事は叶いませんでした。
その時、聖人の頭に浮かんだのが中国の故事『三度諌めて用いられずんば、山林に交われ』もう一度落ち着いて物事を考えて対策を考えるというこの言葉だったという事です。
で、ご信者の波木井実長公が自分の領地であった身延の地を聖人に寄進されて、聖人はこの山(山林)に交わられました。
それを大塚議員さんが『三誡山林』の四字熟語で広めましょうといわれました。
確かに、箇格言の厳しい面のイメージが強すぎますね。
四股格言と書きましたが四箇格言の間違いです。
昨年まで高校生だった息子の教科書では
日蓮さんのイメージ・・・
すごく悪く書かれていました。
都住職です!
それを替えたいという趣旨のセミナーでした。
大塚参議院議員さんの話が一番わかり易くてよかったです。
最後に庶民出身の宗祖と広めましょうといわれてました。
有り難うございます。