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12月11日(日) 壮大なドラマ

2011年12月11日コメントをどうぞ

*夕べ、皆既月食を観測した。月-地球-太陽が一列に並び地球の丸い影の中に月がスッポリと入る現象で、日本各地で観測できるのは11年ぶりとの事。

赤い月を見るビックチャンスという事で、境内にデジカメを持ちだして、三脚で写そうとしていたら、母やら奥さんが出てきてそのたびに外の照明が付いて明るくなり・・・。照明が消えるのを待って何とか写してみた。天気がよく星空が綺麗だったが、寒くて凍えてくるし、月の高度が高いので首が痛くなるし・・・。壮大な宇宙のドラマを思うと、なんと人間のちっぽげな事か。だがしかし、そのちっぽげな人間の織り成すドラマもなかなか壮大だ・・・。

デジカメで見事に!?撮影

*今日は、午前9時半から学成寺で法事をお勤めし、その後11時半から八頭町小別府で蓮教寺の檀家さんの自宅でお葬儀をお勤めし八坂の斎場から、郡家町の檀家さんの家へ向かい13時半から法事をお勤めし、法事を終えて一度学成寺へ帰り、すぐに若桜町の蓮教寺へ出発し、15時半ごろから蓮教寺でお葬儀の締めくくりとなるお寺参り法要をお勤めした。なんとも重なる時はこういう事。一時はどうなる事かと思ったが、皆さんに無理をお願いし何とか無事に勤める事が出来た。

お葬儀は、92歳のおばあちゃんの旅立ちだった。出棺の時、近所の人が、「今日は良かったな~、天気もよ~なって、それに、まぁ、ち~と温いし~。え~おばあさんだったけ~な~」と言っておられるのが聞こえた。農業一筋、一家を支えて来られた優しいおばあちゃんの人柄そして、92年の”壮大なドラマ”が偲ばれた。

私も、「え~おしょ~さんだったけ~な~」と言ってもらえるように毎日をドラマチックに一生懸命頑張りたい・・・。

野辺送り

 

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