*2月3日の『節分祭』の厄歳祈祷札を作っている。なにも書いてない木札に私がお経や名前を書いて、これもまた私が金紙を切って作った屏束(へいそく)を貼り奉書で包み、最後に金銀の水引をかけ仕上げる。当店いや当寺オリジナルの大変有難いお札だ。
さらにこのお札を、本堂に祀り、明日の『大寒』から、節分まで「寒行」と言って毎晩お経を読んで祈願をし、そして『節分祭』で御祈祷をしてお渡しする。
ちなみに今年の厄歳(数え歳)は、
男性 25歳(昭和63年生まれ) 42歳(昭和46年生まれ) 女性19歳(平成6年生まれ) 33歳(昭和55年生まれ)
男性・女性 61歳還暦(昭和27年生まれ) 70歳古希(昭和18年生まれ) 77歳喜寿(昭和11年生まれ) 88歳米寿(大正14年生まれ)
厄歳は数え歳なので、誕生日前だと自分が思っている満年齢より二つ大きくなる。元気な時は少しでも若くありたいと思うので、誕生日前の満年齢を言うが、享年(行年)となった時は一歳でも長く生きた事にしたいので、数え歳の年齢となる。それで、昔は元旦に皆が一つ歳をとった事にしていたわけだ。うちの奥さんのように誕生日が1月1日だと、ぴったしカンカン・・・。だがしかし徳なのか、そうでないのかよくわからない・・・。