*春休みで、我が家にやってきた甥っ子を連れて久しぶりに浦富海岸の遊覧船に乗った。ジオパーク山陰海岸は素晴らしく綺麗で、あらためて鳥取は良い所だと再認識した。青く透き通る海を見ながら、「私の心のようだ~」と言ってみたが、相手にされなかった・・・
網代漁港でイカが干してあり、買って帰ったが、天日干しのイカを見ながら、吉田拓郎さんの歌、『都万の秋』が思い浮かんだ。都万とは隠岐の島の漁師町の事だ。
♪イカ釣り舟が帰ると ちいさなおかみさんたちが エプロン姿で防波堤をかけてくるよ 都万の朝は 眠ったまま 向こうの浜じゃ大きなイカが手ですくえるんだよ ♪
♪海の機嫌を取って来た都万のおかみさんたち ひと荒れすりゃひと歳も老けてきた 明日の朝は去ってしまおう だって僕は怠け者の渡り鳥だから ♪
島根県出身の作詞家岡本おさみさんらしい、漁師町都万の情景が思い浮かぶような素晴らしい歌詞だ。
果てしない水平線を眺めながら、海が穏やかである事がとても有難く思えた。