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 3月 2日(日) 旅立ち 

2014年03月02日コメントをどうぞ

*9時半から満中陰忌の法事を勤め湖山町にあるお墓に行き納骨供養の後、メモアールイナバさんのホールへ直行して12時よりお葬儀を勤め、出棺後八坂霊場での荼毘供養を終え、学成寺に戻り17回忌の法事を勤め、その後お葬儀の方がお寺に来られ寺参りと親族の御都合で満中陰忌の御供養をお勤めした。重なる時は重なるもので、一時はどうなるかと思ったが、それぞれにご協力ご理解を頂き何とか時間をやりくりし無事にお勤めする事が出来た。

お葬儀は85歳での旅立ちで賀露町に生まれ80歳で船を降りられるまで60有余年を漁師として勤めあげられた方だった。祭壇には賀露の景色が再現され苦楽を共にされた船の征海丸がうかんでいて、笑顔の遺影が大勢の方にお礼を言っておられるようだった。イナバさんの2階の大ホールで約200人に見送られてのお葬儀だった。

喪主さんの父を偲んでの挨拶で「仏の国への旅立ちへと、征海丸を漕ぎだしていると思います」という言葉、そして、イナバさんのスタッフが詠まれた、『帰るべき 灯りをともす鳥ヶ島 家族のもとへ 大漁旗なびかせて』という句に故人の御生涯が偲ばれた。

御宝前には賀露の景色が再現され

導師退堂

 

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