*法事をお勤めした。施主さんの御主人の1周忌とお爺さんの17回忌が重なり一緒に供養を勤められた。
供養を勤めながら、以前法事の後席で、泥の中で育ち綺麗な花を咲かせる蓮の花の話をしていたら、御主人(故人)が「僕は泥の中でドロドロになりながらレンコンになりたい」と言われ、そしたら奥さん(このたびの施主)が「じゃ∼お父さんはレンコン。私は蓮の花ですね∼」と言われた事を思い出した。
なので、「お父さんはレンコンとなって家を守って下さってると思います」などとお話しし、さらにレンコンと蓮に”たて糸とよこ糸”の話を重ねお話しさせて頂いた。優しいお父さん(ご主人)の偲ばれた。
すると後席の終わりのあいさつで御親戚の方が、「お父さん(ご主人)はレンコン、奥さん(施主さん)は蓮の花。私たちは土になって、支えさせて頂きますね」と。いい話だった。