*テレビ「足の不自由な姉を山に置き去りに」と伝えるキャスターが「楢山節考が思い浮かびます」と言うのを聞きながら、姥捨て山の話を思い出した
昔ある男が年老いた老婆(母)を籠に乗せ、自分が前を息子が後ろを担ぎ姥捨て山にやって来た。もうこのあたりでいいだろうと母親と籠をおいて山を降りていると、息子が「お父さん、忘れ物をしたから取りにもどる」と。父が「忘れ物なんかしてない」と言いながら山を降りようとすると息子が「お父さんの時の籠がいるから取りにもどる」と。その言葉でハット気が付いた父は、山に戻り老婆(母)をおんぶして山を降りました。
何事も、他人事てはない・・・気を付けたい。