*夕べ、米子コンベンションホールでのコンサート、『財津和夫 コンサートツアー2015~2016 TULIPの夢を歌う』を見に行った。往年の名曲が演奏される素晴らしいコンサートだった。
財津さんが、「最近は、普段閉じている心の蓋をそっと開けるような、じっくりと何度でも聞きたくなるような歌が少ないようなきがします。あつ余計なことを言いましたが・・・」と言っていた。そういえば去年高石友也さんのコンサートの時、高石さんが「最近は簡単に口ずさめる歌が少ないですね」と言っていた。まったく同感だ。ゲスト出演したチューリップの姫野達也さんが64歳、財津和夫さんが68歳。長く音楽活動を続けてきた人の言葉は実に味わい深かった。
久しぶりに生で聞いた、故郷への思いを綴った『夕陽を追いかけて』は素晴らしかった。♪いつからだろう~父は小言の~たったひとつもやめてしまっていた~ いつからだろう~母が唇に~さす紅を止めてしまったのは~♪・・・ 確かに、心の扉をそっと開けるような、こんな歌は最近ないなぁ・・・。