*若桜町の蓮教寺で17回忌の法事をお勤めした。お参りはおばあちゃん一人。本堂でお勤めした後、バスで出てこられたおばあちゃんを車に乗せて家に行き裏山にあるお墓にもお参りした。
水桶をもってあげながらお墓に行く道中、お通夜の時の事を思い出した。夕方6時からのお通夜で時間通りに家に行くと、どういうわけだか家の中からお経の声が・・・。はぁと思いながら玄関でしばらく待っていると、同じ村にあるお寺の和尚さんが出てこられて「あ、どうもご苦労さんですな」と。しかも奥さん(今のおばあちゃん)に「お葬儀はどうしましょうか」といわれ、奥さん(今のおばあちゃん)に「結構でございます」と断られすごすごと帰っていかれた。後で聞くと村でお葬儀があるとお檀家さんでなくても顔を出されるとの事。なんか変なてかみっともない話だった。そのことをおばあちゃんも覚えておられ、二人で苦笑い。故人も苦笑いしておられたことだろう・・・。
蓮教寺境内のしだれ桜も葉桜になっていた。今年は何故だか今頃になってカメムシが多い。今日も沢山お出ましにならえて・・・。