今日13日が日蓮聖人の御命日。730年前の10月13日朝8時ごろ61歳の御生涯を閉じられた。
日蓮聖人の波乱万丈の生涯は『蓮生桜滅』と表現される。「蓮の如くイキイキと、さくらの花のように美しく生きて、散る時もいさぎよく美しく」という事で、どんな困難な状況の時でも、気持は蓮や桜の如くありたいという事だと私は受け取っている。が・・・。
今日は馬場町にある、日蓮聖人の御真骨が納められている古刹芳心寺さんの『お会式』法要をお勤めした。芳心寺さんはで本堂一杯の参詣者さんがお参りされ、御住職を含め8人のお坊さんで法要が営まれた。本堂は暑いくらいで、導師の御住職さんのところにある扇風機が心地よさそうだった・・・。
帰りに見た芳心寺さんの隣の本慈院さんの山門掲示板に、『俺は昨日までの俺ではない お前も頑張れ』と書かれていた。看板を見ながら、俺はおれで頑張っているのは良いのだけれど、俺はお前の事をどれだけ理解しているのか・・・などと考えた・・・。うちの奥さんにそんな事を言うと、「十分頑張っています。これ以上何をがんばるんですかぁ~」と間違いなく怒られるだろう・・・。くわばらくわばら・・・余計な事は考えずに、とにかく私も頑張ろう・・・。
昨日、完龍院さんの『お会式』の後、帰省していた娘と久しぶりにシダックスへいった。歌いも歌ったり数十曲・・・。そんな中、井上陽水さんの『傘がない』 を歌った。♪都会では~ 自殺する~ 若者が~ ふえている~ ・・・ テレビでは~ 我が国の~将来の~問題を~ 誰かが~ 深刻な~ 顔をして~しゃ べっている~ だけども~ 問題は~ 今日の雨~ 傘がない~ ♪ 1972年のヒット曲で30年も前の歌だ。冒頭の歌詞は当時過激だなぁと思ったが、 30年だった今も世のなかの状況はなんら変っていないような・・・。どんな事が起っていようとも、結局目先の”傘がない”という現実にしか目が向かない という事。凄いメッセージソングだったなぁと思う。だがしかし、その後井上陽水さんは「リバーサイドホテル」など、意味不明で解釈が難しい歌が多かった・・・。