*午前中、若桜町の蓮教寺で法事をお勤めし、午後14時よりメモワールイナバさんのホールでお葬儀をお勤めした。
お葬儀は、97歳大往生の旅立ちで、小堀遠州の宗家として茶道を極められ、歳を重ねられても尚矍鑠とされていた方だった。お盆やお彼岸のお経に伺った時、「おしょ~さん、私はあなたのお父さんと丁度一回り歳が大きいですよ、あんまり欲をを言ったらいけませんけどな~、なんとか100歳まで頑張りたいもんですわ」と言われていた姿が思い浮かんだ。お話しをさせて頂いていると、その矍鑠とした姿に、自然と背筋が伸びる思いする方だった。
今日は朝から雨風が強かったが、夕方のお寺参りの時には、お日様が顔を出していたので、お葬儀の締めくくりとなるお寺参り法要の後、「今日は、雨や風、最後はお日様が顔を出し、忙しい天気になりました。長い一生の間には、”雨の日もある風の日もある”という事で、いろんな日が、いろんな事がありますよという事だったと思います」などとお話しさせて頂いた。
今日は、携帯電話を忘れて出かけ、まぁそんなに急ぐ用事はないかぁと思っていたら、お葬儀の事で急な用事が発生し、連絡が取れずすったもんだ。結局奥様が若桜近くまで携帯を持って来る事に・・・。雨風が強ひ一日だったが、帰って来ると、お寺の中もかなりの風あたりだった・・・。