*先日お葬儀をお勤めした檀家さんにお彼岸のお経に伺った。お葬儀の時イナバ葬祭さんのスタッフが詠まれた『帰るべき明かりを灯す鳥が島 家族のもとへ 大漁旗なびかせて』という額を前に、60年にわたり漁師をしておられた御主人を偲んでのお話を聞かせて頂いた。
「お姿にまみえる事は叶わなくなりましたけど、逆に見えてくる事、気付かせて頂く事が沢山ありますよね」などとお話をさせて頂いた帰り道、賀露の岸壁から、”帰るべき明かりを灯してきた鳥が島”を眺めながら、沢山の漁師さん達がこの島の明かりを元に頑張っておられるんだなぁと思うと、御主人を偲んでのお話が思い浮かび灌漑深い思いがした。地面に足がちゃんと着く所で仕事してる我々はありがたい事だとも思った。