*八頭町の田んぼのあぜ道で、逆さまに無造作に転がっていた『五右衛門風呂』と見つけた。
うちも昔は五右衛門風呂だった事を覚えている。昔は薪をたきながら「湯加減はどんなだ∼」とかいう会話がどこのうちでも交わされていたはずだ。
うちの風呂は今は電気温水器になっているので、機械の女性の声が「水張りが終了しました」と教えてくれるが味気ない・・・。
昔は風呂に入ろうと思ったら、薪を割り火をおこしかなりの手間がかかっていたのに今はボタン一つで・・・。ご飯を炊くにしても同じ事なので、手間が省けて時間があまりゆったりとした生活が送れるはずなのに、一向にゆったりしないのが現実。
ボタン(機械)を設置するためにはお金がかかり、そのお金をねん出するためにあくせく働く。ボタンの数は増えるばっかりなので、働いても働いても・・・。
何とも言えない・・・。