今月の言葉

シニアライフ

2024年10月01日コメントをどうぞ

2024_10

鳥取の地域情報誌の『つばさ』に『いきいきシニアライフ』に「これからの人生を楽しく過ごす秘訣』と題して私の話が掲載されました。

「人生を楽しむ上で一番大切なのは、心と身体の健康です。良い食事と適度な運動をすれば身体の健康はある程度保たれますが、心の健康はそうはいきません。年を取ると、様々な事に慣れてしまい頑固になり、考え方が”後ろ向き”になってしまいます。そこで肝心なのは、常に”好奇心を持つ”という事です。好奇心を持つと考えが”前向き”になります。子供の頃は日々初めて触れるものばかりなので、何に対しても興味があり常に新鮮に感じます。それが日々の活力となり、向上心となり周りからイキイキしていていつも輝いているように見えるのです。私の師匠は「幾つになってもドキドキワクワクしていなさい』と教えてくれました。いろんな事に興味があると、趣味が出来ます。そうすると、趣味を通じて友達が出来てきたり、目標も出来ます。その目標に向かって頑張ると勝手に活力は出てきます。そこでポイントなのが、目標を低く設定する事です。高いと長続きしないので、すぐに達成出来るような低い目標を一つづつ達成する事によって達成感があり、嬉しさで更に向上心が養われます。目標をもち一日一日を大切に生きていくと、いつでもどこにいても人生は豊かになるに違いありません。共にシニアライフを謳歌しましょう。」

人生百年時代と言われていますが、肝心なのは健康年齢です。一日でも健康年齢が長く続くように頑張りましょう。

お彼岸

2024年09月01日コメントをどうぞ

2024_09

お彼岸の9月になりました。

お彼岸の中日は、昼と夜の長さが同じでバランスの良い日です。気候のバランスも良くなり人間の頭も冴えてくると言われるお彼岸の一週間です。

この期間に、日常生活を省みてバランスの乱れがあれば修正しましょうというのも『お彼岸』の大切な意味になります。ですからお彼岸は日常生活のバランスの乱れを修正する強化週間です。

そのバランスの乱れを修正する方法が六つあり、それを『六波羅蜜』と言います。

①みんなと物を分け合いましょう」。②ルールや約束を守りましょう。③ちょっと我慢してみましょう。④何事も一生懸命やってみましょう。⑤慌てないで、ゆっくり考えましょう。⑥何が良い事か、悪い事かよく考えてみましょう。

どれも子供でも分かるような簡単な事なのですが、これがなかなか難しいものです。

世の中も気候もバランスが崩れた思える事の多き昨今。少しでも実行して明るく元気に日々を送るキッカケとなるお彼岸を過ごしたいものです。

そして“人生はショータイム”です。そう思い毎日を楽しみましょう。

大切なのは

2024年08月01日コメントをどうぞ

2024_08

🎵大切なのは思い切る事 大切なのは捨て去る事🎵

これは吉田拓郎さんの『まにあうかもしれない』という歌の歌詞の一部で、この歌詞を書いたのが米子市出身の作詞家岡本おさみさんです。

お盆の事を『盂蘭盆』と言いますが、この言葉は古いインドの言葉『ウランボン』が由来でその意味は、物事に執着した自分勝手な行いは巡り巡り自分に帰ってきて大変な苦しみを受ける事になりますよという戒めの言葉です。

ですから、こだわる心、執着を捨てる事が「ウランボン」の状態にならない為の大切な行いという事になります。

そう思うと、🎵大切なのは思い切る事 大切なのは捨て去る事🎵 味わい深い歌詞だと思います。

この歌詞はさらに、🎵そうすりゃ自由になれるなんて 思っているほど甘くはないけれど だけと今は捨て去る事で少しくらいは良くなると思えるんだ♬ と続きます。

普段の生活の中で、とても励みになる言葉だと思います。

執着を捨てて、自分勝手な行いを戒める。そんなお盆が過ごしたいものです。

毎日が本番

2024年07月01日コメントをどうぞ

2024_07

趣味でスポーツを楽しんでいて、思い通りにうまくいかなくなった時に「あ~今日は、練習だぁ~」と言う人がいます。

でも、人生に練習場も練習日もありません。毎日が本番!という事です。

スポーツに限らず、何をやっている時も、練習だと思ってしまうとつまらない事になってしまうことが多いのではないでしょうか。

練習日はない! 毎日が本番だ! そんな気持ちで頑張っていると、たとえ思い通りにならなかったとしても、結果を受け入れやすくなり納得がいくと思います。

ジメジメした梅雨の時期から暑い夏本番を迎えていきますが、心はジメジメしないように晴れ晴れとした気持ちで毎日が本番だと思い頑張りたいものです。

人生楽ありゃ苦もあるさ

2024年06月01日コメントをどうぞ

2024_06

久しぶりにテレビで『水戸黄門』を見ました。

🎵人生楽ありゃ苦もあるさ~涙のあとには虹もでる~歩いてゆくんだしっかりと~自分の道を踏みしめて~🎵

テーマ曲の『あゝ人生に涙あり』は良い歌だなぁと思いました。

長い人生には皆いろんな出来事があるものです。時には水戸黄門様のような方に登場してもらいたいと思う事が多々あると思います。

でも、やはり自分の人生は自分の力で進んでいかないといけません。

楽をするの楽という字は、ぎょうとも読み“願う”という意味もあります。

何とか人生の山や谷を乗り越えて、体も心も元気に過ごしたいものだと思います。

2024年04月01日コメントをどうぞ

2024_04

暖冬で桜の開花は早いと思われていましたが、ほぼ例年通りの開花となりました。

桜の花は四季のある日本でこそ綺麗に咲くとの事です。

昔、フィリピンの人に桜の咲くのを見てもらいたいとフィリピンに桜の木を持ち込み植樹した人がいたそうです。一年目は花が咲いたそうですが、冬の季節の無いフィリピンではそれ以降花が咲く事はなかったそうです。

厳しく寒い冬を越してこそ、綺麗な花を咲かす桜の木。私達人間もいろんな事がある毎日ですが、そうありたいものだと思います。

綺麗に咲く桜の花も、やがて散りゆき葉桜となり、秋には紅葉し葉が散っていきます。花が綺麗に咲いている時だけではなく、一年を通じで桜の花からいろんな事を学びたいものだと思います。

お墓のあり方

2024年03月01日コメントをどうぞ

2024_03

近年お墓のあり方がクローズアップされる事が多くなり、先日も読売新聞に『お墓のあり方』という記事が大きく載っていました。

それぞれの事情があり、様々な思いがあり、そして現実が待ち構えているこれからのお墓のあり方。お墓のあり方を考える時に大切なのは”今までの事”・”今の事”・”これからの事”を繋げて考えていく事だと思います。そして一番大切なのは”これから先の事”です。

『人間は2度死ぬ』と言います”1度目の死”は命が尽きた時。そして”2度目の死”は、自分という人間がこの世に存在していたという事を知っている人がひとりもいなくなった時です。”2度目の死”というのはちょっと考えさせられます。いずれはその時が来るわけですが、1年でも1日でもその時が訪れる遅くなる事を願うのが正直な気持ちではないかと思います。お墓が存続される事でその日が来るのが遅れていくという事になるわけです。

「子供に迷惑をかけたくない云々』という話を耳にする事がありますが、これは決して迷惑なんかじゃありません。自分でお棺に納まる事も出来ませんし、お墓に入る事も出来ません。誰もが必ずどなたかのお世話になるわけです。お世話になるであろう方に素直に「最後の時はお世話をかけるけど宜しくお願いしますね」と言えたら良いと思います。

春のお彼岸を迎えますが、これからをどう生きるかを考え、その繋がりとしての永代供養も含めての”お墓のあり方”を考えてみたいものです。

かみなりさま

2024年02月01日コメントをどうぞ

2024_02

読売新聞のコラム『子供の詩』には、ドキッとする事が多いです。

『うちゅうから かみなりがまちにきて みんなのことプンプンおこってるんだ』

これは3歳の保育園児の男の子の言葉です。

コメントに「人間は雷様に怒られるような事を沢山していますよね」と書いてありましたが、ほんとにその通りだと思いました。

3歳の子供さんにハッと気付かせて頂きました。

人間が世界の全てではないという認識を持たないと、これから先の持続可能な世の中への展望は望めないと思います。

子供の頃の素直な気持を思い出して”かみなり様に怒られないように”毎日を過ごしたいものだと思います。

毎年が生まれて初めての歳

2024年01月01日コメントをどうぞ

2024_01

令和6年 甲(きのえ)・辰(たつ)歳、三碧木星、新年あけましておめでとうございます。

天の気である十干の甲(きのえ)は十干の1番目になり季節で言えば春を意味します。そして冬の間硬い皮に守られている中から新芽が出るという事から、物事の始まりという意味もあります。なので、世の中は旧体制を破り革新の気が満ちてきます。

地の気である十二支の辰(たつ)には物事が伸びるという意味があります。ですが、辰の字の厂(かんたれ)はそそり立つような壁を表します。なので物事が伸びていくのは容易な事ではない事も意味しています。

人の気である九星は三碧木星で、昇る朝日という意味があります。なので世界中が朝日に照らされ新たな事が始ますという事になりますが、振動という意味もあるので、落ち着きがなく驚くような事が起こる事も考えられます。

このような気の流れによって令和6年は動いていく事になります。ですからこれらの事を踏まえ気の流れに上手に乗って行く事が出来ると、きっと良い歳となっていく事でしょう。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。