今月の言葉

2024年04月01日コメントをどうぞ

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暖冬で桜の開花は早いと思われていましたが、ほぼ例年通りの開花となりました。

桜の花は四季のある日本でこそ綺麗に咲くとの事です。

昔、フィリピンの人に桜の咲くのを見てもらいたいとフィリピンに桜の木を持ち込み植樹した人がいたそうです。一年目は花が咲いたそうですが、冬の季節の無いフィリピンではそれ以降花が咲く事はなかったそうです。

厳しく寒い冬を越してこそ、綺麗な花を咲かす桜の木。私達人間もいろんな事がある毎日ですが、そうありたいものだと思います。

綺麗に咲く桜の花も、やがて散りゆき葉桜となり、秋には紅葉し葉が散っていきます。花が綺麗に咲いている時だけではなく、一年を通じで桜の花からいろんな事を学びたいものだと思います。

お墓のあり方

2024年03月01日コメントをどうぞ

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近年お墓のあり方がクローズアップされる事が多くなり、先日も読売新聞に『お墓のあり方』という記事が大きく載っていました。

それぞれの事情があり、様々な思いがあり、そして現実が待ち構えているこれからのお墓のあり方。お墓のあり方を考える時に大切なのは”今までの事”・”今の事”・”これからの事”を繋げて考えていく事だと思います。そして一番大切なのは”これから先の事”です。

『人間は2度死ぬ』と言います”1度目の死”は命が尽きた時。そして”2度目の死”は、自分という人間がこの世に存在していたという事を知っている人がひとりもいなくなった時です。”2度目の死”というのはちょっと考えさせられます。いずれはその時が来るわけですが、1年でも1日でもその時が訪れる遅くなる事を願うのが正直な気持ちではないかと思います。お墓が存続される事でその日が来るのが遅れていくという事になるわけです。

「子供に迷惑をかけたくない云々』という話を耳にする事がありますが、これは決して迷惑なんかじゃありません。自分でお棺に納まる事も出来ませんし、お墓に入る事も出来ません。誰もが必ずどなたかのお世話になるわけです。お世話になるであろう方に素直に「最後の時はお世話をかけるけど宜しくお願いしますね」と言えたら良いと思います。

春のお彼岸を迎えますが、これからをどう生きるかを考え、その繋がりとしての永代供養も含めての”お墓のあり方”を考えてみたいものです。

かみなりさま

2024年02月01日コメントをどうぞ

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読売新聞のコラム『子供の詩』には、ドキッとする事が多いです。

『うちゅうから かみなりがまちにきて みんなのことプンプンおこってるんだ』

これは3歳の保育園児の男の子の言葉です。

コメントに「人間は雷様に怒られるような事を沢山していますよね」と書いてありましたが、ほんとにその通りだと思いました。

3歳の子供さんにハッと気付かせて頂きました。

人間が世界の全てではないという認識を持たないと、これから先の持続可能な世の中への展望は望めないと思います。

子供の頃の素直な気持を思い出して”かみなり様に怒られないように”毎日を過ごしたいものだと思います。

毎年が生まれて初めての歳

2024年01月01日コメントをどうぞ

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令和6年 甲(きのえ)・辰(たつ)歳、三碧木星、新年あけましておめでとうございます。

天の気である十干の甲(きのえ)は十干の1番目になり季節で言えば春を意味します。そして冬の間硬い皮に守られている中から新芽が出るという事から、物事の始まりという意味もあります。なので、世の中は旧体制を破り革新の気が満ちてきます。

地の気である十二支の辰(たつ)には物事が伸びるという意味があります。ですが、辰の字の厂(かんたれ)はそそり立つような壁を表します。なので物事が伸びていくのは容易な事ではない事も意味しています。

人の気である九星は三碧木星で、昇る朝日という意味があります。なので世界中が朝日に照らされ新たな事が始ますという事になりますが、振動という意味もあるので、落ち着きがなく驚くような事が起こる事も考えられます。

このような気の流れによって令和6年は動いていく事になります。ですからこれらの事を踏まえ気の流れに上手に乗って行く事が出来ると、きっと良い歳となっていく事でしょう。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。