夏休みのNHKラジオ番組『夏休み子供科学相談室』での、子供たちの素朴な質問は何かと勉強になります。
東京に住む小学4年生の女の子が質問します、「うちでカブトムシを3匹飼っていたんですけど1匹逃げちゃったんです。カブトムシは餌とか食べれて生きていけるのか心配です」と。
先生が答えます、「心配しなくても大丈夫ですよ。元々カブトムシは自然の中で生きていく方法をちゃんと知っているんですよ」と。
女の子が、「でも、中には食べ物のある所を見つけられないカブトムシもいるんじゃないですか」。先生が「そうですね。でもそれが自然の中で生きていく厳しさなのですよ。人間も同じ事が言えるんですけどね」
さらに女の子が「そうなんですか、うちにはまだ2匹のカブトムシがいるんですけど、逃げていったカブトムシと、まだうちで飼っているカブトムシとどっちが幸せなのでしょうか」と。
先生が「う~ん、どちらも幸せなんどと思いますよ。大事に飼ってあげてね」。女の子が「分かりました、有難うございました~」と。
本当の幸せ、何が幸せなのかちょっと考えさせられました。