『過ぎにし事を悲しまず 来たらぬ事にあこがれず 今ある事に身をおけば その顔色やほがらかならん』
これはお釈迦様が説かれた法句経というお経の中に出てくる言葉で、「すんでしまった事にいつまでもくよくよしたり、将来の事を心配してばかりいないで、先ずは足元をしっかりみつめて先ずは今日一日をイキイキと朗らかに過ごしましょう」というお釈迦様からのメッセージです。
松岡修造さんの日めくりカレンダーに『後ろを見るな! 前も見るな! 今を見ろ!』というのがありました。松岡修造さんは「過去を振り返ると後悔したくなり、未来を考えると不安になる。だから今、この瞬間に全精力を傾けるのです」と言っています。なるほどなぁと思いながら日めくりを見ていると松岡修造さんの姿がお釈迦様のお姿と重なりました。
季節は実りの秋をむかえますが、先ずは今日をしっかり生きて、人間も実り多い秋をむかえたましょう。