今月の言葉

ななゆき

2017年03月01日1件のコメント

2017_03

3月をむかえ季節は春に向かって動きはじめました。

「節分過ぎて ななゆき」と言う言葉があります。この言葉は、節分が過ぎてもまだ7回雪が降らないと、まだまだ温かくなりませんよ。と思われています。

ところが、『ななゆき』の『ゆき』とは降る雪の事ではなくて、何処何処へゆくの『行き』と書きます。『1行』は1週間の事ですから、『なな行』とは、1週間が7回という事になります。

なので、本来の意味は、節分が過ぎても1週間が7回行かないとまだまだ温かくなりませんよ。という事です。

降る雪を7回数えていても、いったい何時になったら温かくなるのか分かりませんが、節分から『ななゆき』49日経つとちょうどお彼岸があけます。そこで『暑さ寒さも彼岸まで』となるわけです。昔の人はうまいこと言ったものだと思います。

ということで、まだまだ寒い日があるかと思いますが、春に向かって元気に過ごしましょう。

ななゆき への1件のコメント

  1. ensho より:

    そうだったのですね!
    まじ!勉強になりました。

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