蓮の花が開く時期をむかえました。蓮の花はイキイキと生きる姿の象徴です。
大賀ハスという古代ハスがあります。このハスは昭和26年に千葉県の検見川遺跡の泥炭地層の中から丸木舟などの出土品とともに発掘された3粒の種子が、大賀一郎博士の手により2000年の時を経て命を吹き返し綺麗な花を咲かせたハスの事です。
2000年もの長い間土の中に埋もれていたにも関わらず、命を繋いていたハス。凄い生命力です。そんなハスの生命力にあやかる為にイキイキと生きる為のお釈迦様の教えが、蓮華の教え『妙法蓮華経』と名づけられました。
生命力は強いハスですが、育て方が難しく綺麗な花を咲かせる事はなかなか容易な事でありません。これは生きる事はなかなか難しいですよというメッセージのような気がします。
今年は九紫火星の歳ですので、暑く日照りの夏が予想されます。しっかりと水分補給してハスの花のように毎日をイキイキと過ごし元気に夏を乗り切りたいものです。