糸かけ師である野田千恵子さんの『糸かけ曼荼羅作品展 紡tsumugi 点から線へ』に行って来ました。
点と点が直線で繋がり、その直線が紡がれると曲線へとさらに繋がっていく素晴らしい作品の数々に感動しました。
曼荼羅とはインドの言葉で“集まる“という意味があります。
姿形、役割、考え方など違うものが輪を作り、その輪が丸く円を描いて集まって繋がり、そして、お互いが足りないところを補い合いながら共存共生して集まっている状態を表したのが『曼荼羅』です。
この事は、家庭内、学校、世の中と全ての事に当てはまると思います。
みんな仲良く、こだわりを捨てて、持ちつ持たれつ円満に頑張りましょうというメッセージを私たちに発信しているのが曼荼羅です。
素晴らしい作品の数々を見ているとそんな曼荼羅からのメッセージが伝わって来るように思いました。
コロナ禍で、人と人とが繋がりにくい状況が続きますが、曼荼羅からのメッセージを受け取り、上手に繋がって仲良く円満に毎日を過ごせれたらと思います。