今月の言葉

ななゆき

2025年02月01日コメントをどうぞ

2025_02

今年の冬は鳥取市内には積雪は少ないけど寒い冬になっています。

この時期になるとよく「節分過ぎて、ななゆきっていいますけ~な~、まんだ7回行が降らんとぬく~なりませんな~」という話しを耳にします。

ところが、『ななゆき』の『ゆき』は降る雪の事ではなく、何処どこへ行くの『行く』という字を書きます。

なので、『一行』は一週間、七日間の事をいいますから、『七行』とは一週間が七回行く、つまり四十九日間の事を表します。

雪が七回降るのを数えていても、いったいいつになったら暖かかくなるのか分かりませんが、節分過ぎて『立春』から一週間が七回、四十九日経つと、ちょうど春のお彼岸があけます。それで『暑さ寒さは彼岸まで』という事になるわけです。

昔の人は、うまい事言ったものだと思います。

という事なので、まだまだ寒い日が続きます。油断しないように元気に『ななゆき』を過ごしましょう。

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