12月8日はパールハーバー第二次世界大戦の開戦した日。元ビートルズのジョンレノンが凶弾に倒れた日。そしてお釈迦さまが悟りを開かれた日です。
6年にもわたり生死の堺を行き来するような激しい修行を続けたお釈迦様は、苦しい修行では悟りを得る事は出来ないと判断されます。
そして苦行でやつれた身体をネーランジャ川での沐浴でいやし、菩提樹の木の下で身体を休めていると、ある村の娘が乳粥をさしだします。
その乳粥によって体力を回復したお釈迦様はやがて、「世の中のすべての物は縁によって成り立っている」という縁起の法則をみだされ悟りを開かれてゆきます。
その乳粥を差し出した村娘の名前をスジャータと言います。何処かで聞いた事のある名前です。
このような素晴らしい日に、戦争を始めたり、人の命を奪ったり、人間ってつくづく愚かな生き物だと思います。
自分の身の回りにあるものすべて、自分が作り出したものではありません。しかし、それらのお陰で自分は生きていけるわけです。
今年一年の沢山のお陰に感謝し師走を過ごしましょう。