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8月 2日(火)  ウソ

2011年08月02日コメントをどうぞ

若桜でのお経の帰り、先日右往左往しまがらも奥さんのお陰でちゃんと手元に舞い戻って来た新沼謙治さんのCDをカーステレオで聞きながら帰って来た。何とも重くセツナイ演歌ワールドにドップリと浸かってしまった。

♪嘘でもいいの 嘘で明日が生きられる どこへ流れる 情け川♪ 嘘で明日が生きられる。なんとも重くセツナイ歌詞だ・・・。一体どんな嘘だぁ~と思いながら、吉田拓郎さんの歌にも「永遠の嘘をついてくれ」という曲があったのを思い出した。これは中島みゆきさんの作詞作曲による歌を吉田拓郎さんが歌ったもので、♪永遠の嘘をつ~いてくれ~ いつまでも種明かしをしないでくれ~♪とアップテンポながら、切々と歌いあげられる名曲だ。

永遠につき通せば、それはそれで嘘も本当になってしまう(してしまう)。どうせなら嘘をつき通してほしいと願う。たとえ嘘とわかっていながら・・・。これもまた何ともせつない・・・。

”嘘も方便”という言葉があるが、これは正しい真実を伝える為の過程で、一つの手段として使われる嘘の事だ。なので、ウソがウソのままで終わると、これば”嘘も方便とは言わない。なので嘘で明日が生きられても、まして永遠の嘘なんてもってのほかだが・・・。何が嘘で、何がほんとかわからない事もあるので、まぁ~いいかぁ~。

若桜の駅のトイレに寄ったら、良く出来た人形が飾られていた。遠くから見ると本物の人間のようで出来過ぎていてなんか微妙だった。これも”嘘”の姿・・・。

嘘の人形と、ウソの人間・・・。

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