*午前中13回忌の法事をお勤めした。故人の娘さんが可愛い子供さんを連れてこられ、ようやくお寺になれた頃に法事が終わった。帰られるときに「親孝行は3歳までに終わるんだそうですよ。3歳までの可愛さは、そういうもんなんですよね」というとお母さんが「じゃ~あと1ヶ月でおわりまず~」と。おばあちゃん(故人)も喜んでおられたことだろう。
*午後は、1時半から若桜町の蓮教寺で『おひまち年頭祈願祭』をお勤めした。(おひまちと言うのは、朝方お日様が昇ってくるのをむかえた行事で、新しい歳を迎える年頭の祈願祭にも『おひまち』が使われる)。今年も雪がない蓮教寺だった。
お勤めを終えて参詣の方々とお茶を飲んでいたら、ある檀家さんが「お寺さんによって、いろいろ違うもんですな~」と話しをしておられたので、「どうされましたか」といいながら話の中に入ると、「娘婿がなくなりましてな~、まだ若いのに。で、七日七日の逮夜供養の日に、まてどくらせど和尚さんが来られんもんですけ~お寺に電話したですが。そしたら和尚さんが出られて、すんません忘れとりましたって・・・」話しを聞きながら、他人事ではないなぁと・・・。