玉造での研修会の帰り、先日某所でDVDをちょこっと見た映画『ローズ』のサウンドトラック盤を聞きながら帰って来た。
この映画は、酒にドラッグさらに男に溺れボロボロになり孤独になり孤立し、若干27歳で孤高の死を遂げた伝説のロックシンガー「ジャニス・ジョプリン」の生涯を綴った映画で、歌手ベッド・ミドラーがジャニス・ジョプリン役を見事に演じた映画。
主題曲『ローズ』が有名で沢山の歌手がカバーしているが、私はラストシーンで絶叫される「ステイ・ウイズ・ミー」の方が、歌詞がこの映画の為に書かれたような詩でとても象に残っている。
♪お願いだからそばにいて 一人にしないで 私から離れないで 行かないでベイビ~ベイビ~ 捨てないでベイビ~ 一人では生きていけないわ♪
ラストシーンでは、この歌を絶叫し、歌い終えた後ステージで倒れ・・・、なんとも言えぬ余韻を残して映画は幕を閉じる。
1979年の映画なので、なんと32年も前の映画になってしまった。CDを聞きながらタイムスリップし、当時映画を見た学生時代の事も懐かしく思い出した。「人間は、一人では生きていけないよ。孤立してはいけないよ」と、ドロドロの人間関係を綴ったこの映画が教えてくれているようでもあった。
CDと一緒に絶叫し・・・眠気を吹き飛ばしながらハンドルを握り無事帰途に就いた。家庭内でも孤立しないよう気を付けたい・・・。
帰り道、北条の道の駅から見た夕陽がとても綺麗だった。