*今日は学成寺の先代住職(師父)の祥月命日。
月の命日は1年に12回廻ってくる。そして1年に1回めぐってくるほんとうの命日を昔から『祥月命日』という。
以前、『命日』の事を「命の日と書くんですから、生まれた日を『命日』といってもいいんじゃないですかね」と言われた方があった。ところが昔の人は、命を授かった日を『命日』と言わずに、命を締めくくった一番厳しい日をあえて命の日と書いて『命日』と言ってきた。
それは、その日を迎えるたびに『命』の事考えさせて頂き、祥という字には”さいわいにかえていく”という思いが込められて入る事を踏まえて、いろんな事を祥(さいわい)にかえていくという思いを込めて『祥月命日』と言ってきたそうだ。昔の人は素晴らしいなぁ 🙂
という事で、『祥月命日』はイキイキと生きる喜びかみしめる素晴らしい日だ 🙂
『二上の み山に涌きいず泉うけ 法(のり)に仕えて一期をつづる』これはお墓の側面に刻まれている師父が生前に読んだ句で、高槻市で生まれた師父が大阪と奈良の境にある二上山(にじょうざん)からはぐくまれた水で命を養い、若くして両親を失いお寺に預けられお坊さんとなり一生を送ったという思いが込められている。味わい深い句だ 🙂
知らなかったです!
高槻のお生まれだったんですね〜!
都住職です!
そうだったらしいです。