*今日はお釈迦さまが亡くなられた日で鳥取市仏教会会長さんのお寺『一行寺』(浄土宗)さんで『涅槃会』という法要が営まれ参列した。
『涅槃』(ニルバーナ)とはロウソクの火がふっと消されたような状態で、何事にも執着せず、とらわれず、穏やかな”無”の状態の事、そういう状態になれれば、何事も正しい判断が下せるという事。出来れば生きている時にそういう状態になりたいが・・・。そう言えば全然関係ないけどニルバーナというロックバンドがあった。
本堂にはお釈迦様の亡くなられた時の様子が書かれた大きな涅槃図が飾られていた。涅槃図にはお釈迦さまが北を頭にして横たわり、回りに人間や動物やなんだかわけのわからないようなものまでも描かれ、すべてのものがお釈迦様の亡くなられたのを悲しんでいる様子が描かれている。
お釈迦様は、命の根源の水をはぐくむ”シバ神”がまします山の方へ敬意を表し頭を向けられて亡くなられた。その方角が北だった。
北枕は嫌われるが、ただ単にお釈迦さまが亡くなられた時、つまり死をむかえられた時に北を向いておられたので、死イコール北という事で嫌われるが、なぜ北を向かれたかが分かると全く問題ない事が分かる。それに磁場的にも北を向いて眠るとよく眠れ、体にも良いらしい。
そう言えば以前、コーラのCMに登場する織田裕二さんがCMの中で「キター」と叫んでいたような・・・。キタ違いで、これまた全然関係ない・・・。
本堂の御本尊阿弥陀如来様の両脇に祀られる観音・勢至菩薩様が前に傾いておられるので、「なんで傾いておられるんですかね~」と尋ねたら、「ほんとうですね~、あまり考えた事もありませんわ~」と・・・。私もあまり考えない事にした・・・。