*日本海新聞社本社で行われた『鳥取塾 リヤカー引いて地球一周4万キロを歩いた吉田さん講演会』に行った。
リヤカー引いて4年8ヶ月かけて世界1周を達成し8月に帰国された鳥取出身の吉田正仁さんのお話しは実に面白かった。
歩こうと思ったきっかけは、10年前にヨーロッパへ向かう飛行機から見える町を見ていて、自分の知らない所で暮らす人々の生活を意識し、そんな人々とのふれ合いを求めたいと思ったからとの事。
リヤカーを選んだ理由は、自転車でも良かったんだけど、自転車は下り坂などペダルを漕がなくても進める時があるが、リヤカーは一歩一歩動かないと前に進めないからと言われていた。あえて厳しい手段を選ぶチャレンジャーだなぁと。
常に楽な方へ楽な方へとたなびく私には耳が痛い話だ・・・。
「苦労も沢山ありましたが、人と人との出会いが楽しかった。4年8ヶ月4万キロの道のりも、ひとつひとつの積み重ね。歩くことだけでなく、日々の生活も同じ事です。1日を大事にして下さい」と言われ、講演会は幕を閉じた。