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 4月 1日(火) 四十九の餅 

2014年04月01日コメントをどうぞ

*先日お葬儀を勤められた方から、「四十九日の時には、お寺さんにお餅を持っていかないけんですかな」と尋ねられた。

「四十九日のお餅は一升のお米で49個のお餅を作る昔ながらの風習ですけど」とお話しを始めさせて頂いた。

「このお餅は個人の罪障消滅のお手伝いと生涯積まれた徳分にあやからせて頂こうという事なんです。お米の一升と人間の一生を重ね、御命日から49日までの日にちをお餅一個ずつに重ね、さらにお餅全体を故人の体にも重ねるんですよ。昔はお餅は家でついていたので四十九日法要を迎えたとき親族が集まり故人の思いで話をしながらお餅をつきお餅をこねたんです。お餅を”こねる”を気持ちを”こめる”に重ねたんですね。そうして出来上がったお餅をお供えし法要がすんだら皆に徳分を頂いて下さいよと言って配り、その気持ちをこめたお餅を食べる事によって罪障を消滅のお手伝いをし、生前積まれた徳分を頂くという事なんですよ。お持ちの数が50個になってる時がありますが、それは体にもたとえてるんで一番肝心な頭という事で一つ付け加えたんです。なので、お寺に持っていくんじゃなくて、みなさんで食べてこそ意味が通じるんですよ」などとお話しさせた頂いた。

所々の風習や、お寺によっていろいろあるようだけど・・・。

 

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